インプレッション数とは?|SEO関連用語集

読み方: インプレッションすう
目次
概要
インプレッション数とは、Webページやコンテンツが検索結果やSNSなどで表示された回数のことです。
詳細説明
インプレッション数(Impression)は、ユーザーの画面にコンテンツが表示された回数を示す指標です。SEOにおいては、Google Search Consoleで自サイトのページが検索結果に表示された回数を確認できます。
インプレッション数の特徴は以下の通りです。
- 表示回数のカウント
 
- ユーザーが検索結果を見た時点でカウント(クリックは不要)
 - 1ユーザーが複数回検索すれば、その分カウント
 
- 検索順位との関係
 
- 上位表示されるほどインプレッション数が増える
 - ただし10位圏外でもカウントされる場合がある
 
- 検索ボリュームの推測
 
- インプレッション数からキーワードの需要を把握できる
 
- CTRとの組み合わせ
 
- インプレッション数 × CTR = クリック数
 
重要性
インプレッション数が重要な理由は以下の通りです。
- 露出度の測定:サイトがどれだけユーザーの目に触れているか分かる
 - SEO効果の確認:順位向上によってインプレッション数が増加
 - キーワード需要の把握:検索ボリュームの実測値として活用できる
 - 改善ポイントの発見:インプレッション数は多いがCTRが低いページを特定
 
具体例・実践方法
インプレッション数の確認方法
Google Search Console
- 検索パフォーマンスレポートを開く
 - 「合計表示回数」を選択
 - ページ、クエリ、国、デバイス別に確認
 
インプレッション数の活用方法
1. CTRとの比較分析
- インプレッション数が多いのにCTRが低い→titleやdescriptionを改善
 - インプレッション数が少ない→検索順位を上げる施策が必要
 
2. キーワード戦略の見直し
- 予想外のクエリでインプレッションがある→新しいコンテンツ作成のヒント
 - 狙ったキーワードでインプレッションがない→コンテンツ最適化が必要
 
3. 競合との比較
- 同じキーワードでの競合のインプレッション数を推測
 - 市場シェアを把握
 
インプレッション数を増やす方法
- 検索順位を上げる:最も効果的な方法
 - 対象キーワードを増やす:関連キーワードでも上位表示
 - 強調スニペットを獲得:目立つ位置に表示される
 - ロングテールキーワード対策:多数のキーワードで表示
 
関連用語
- CTR(クリック率)
 - クリック数
 - 平均掲載順位
 - Google Search Console
 - 検索パフォーマンス
 - 検索ボリューム
 - SERP(検索結果ページ)
 - 検索クエリ
 
注意点・補足
インプレッション数の注意点は以下の通りです。
- インプレッション数が多くてもクリックされなければ意味がない
 - 順位によってインプレッション数は大きく変動する
 - Search Consoleのデータは完全ではなくサンプリングの場合がある
 - ブランド名検索はインプレッション数が多くなりやすい
 
最新トレンド(2025年)
インプレッション数の最新トレンドは以下の通りです。
- AI検索(SGE)の表示により、従来の検索結果のインプレッション数が変化
 - ゼロクリック検索の増加で、インプレッション数の重要性が増す
 - 動画や画像検索のインプレッション数も重要に
 - 音声検索の影響でインプレッション計測方法が変化
 

