SSL証明書とは?|SEO関連用語集

読み方: えすえすえるしょうめいしょ
目次
概要
ウェブサイトの身元を証明し、暗号化通信を可能にするデジタル証明書。
詳細説明
SSL証明書(正確にはTLS証明書)とは、ウェブサイトの身元を証明し、ブラウザとサーバー間の通信を暗号化するためのデジタル証明書です。認証局(CA: Certificate Authority)が発行し、ドメインの所有権や組織の実在性を検証します。SSL証明書には主に3種類あります。ドメイン認証(DV: Domain Validation)は最も基本的で、ドメイン所有権のみを確認します。組織認証(OV: Organization Validation)は組織の実在性も確認します。拡張認証(EV: Extended Validation)は最も厳格な審査を行いますが、2019年以降ブラウザでの表示が簡素化され、重要性が低下しています。Let’s Encrypt、DigiCert、Comodoなどが主要な認証局です。
重要性
以下の点でSSL証明書は重要です。
- HTTPS化の前提。SSL証明書なしにはHTTPSサイトを運営できません。
 - ブラウザ警告の回避。有効なSSL証明書がないと、ブラウザが「安全ではありません」と警告を表示します。
 - 信頼性の証明。鍵マークにより、サイトが正当であることをユーザーに示せます。
 - SEO効果。SSL証明書によるHTTPS化は、Googleのランキング要因です。
 

