内部リンクとは?|SEO関連用語集

読み方: ないぶりんく
目次
概要
内部リンクとは、同一ドメイン内のページ同士を結ぶリンクのことです。サイト内リンクとも呼ばれます。
詳細説明
内部リンクは、ウェブサイト内のあるページから別のページへのリンクを指します。ナビゲーションメニュー、パンくずリスト、コンテンツ内のテキストリンク、フッターリンク、サイドバーリンクなどが含まれます。
内部リンクの種類:
- ナビゲーションリンク: ヘッダーやメニューのリンク
- コンテキストリンク: 本文中の関連ページへのリンク
- パンくずリスト: 階層構造を示すリンク
- 関連記事リンク: 記事下部などの推奨コンテンツ
- フッターリンク: サイトフッターのリンク
- サイドバーリンク: サイドバーの関連リンク
内部リンクの役割:
- ユーザーが関連情報を簡単に見つけられる
- サイトの階層構造を検索エンジンに伝える
- リンクジュースをサイト内で配分する
- 新しいページを検索エンジンに発見させる
- 重要なページの評価を高める
重要性
- SEO効果: 適切な内部リンクは検索順位向上に貢献
- クロール最適化: クローラーがサイト全体を効率的に巡回できる
- ユーザー体験: 訪問者が必要な情報に簡単にアクセスできる
- 滞在時間の向上: 関連ページへの誘導で滞在時間が増加
- コンバージョン向上: 適切な導線設計で目標達成率が向上
具体例・実践方法
重要ページへのリンク増加
ランディングページやコンバージョンページへの内部リンクを増やします。
関連性の高いリンク
コンテンツの文脈に合った自然なリンクを設置します。
適切なアンカーテキスト
リンク先の内容を説明する意味のあるテキストを使用します。
階層構造の明確化
パンくずリストやカテゴリ構造で階層を明示します。
孤立ページの解消
すべてのページに最低1つの内部リンクを確保します。
リンク切れの修正
定期的に404エラーをチェックして修正します。
最適な内部リンク構造:
├ ホームページ
│ ├ カテゴリA(2クリック目)
│ │ ├ 記事1(3クリック目)
│ │ ├ 記事2(3クリック目)
│ │ └ 記事3(3クリック目)← 記事1,2からも関連リンク
│ └ カテゴリB
│ └ 記事4 ← ホームからも直接リンク(重要ページ)
良い内部リンクの例:
SEO対策を行う上で、キーワードリサーチは最も重要な最初のステップです。
関連用語
注意点・補足
内部リンクの注意点は以下の通りです。
- 過剰な内部リンク(特に同じページへの複数リンク)は逆効果の可能性
- すべてのリンクにキーワードを詰め込むのは不自然
- 関連性の低いページ同士を無理にリンクしない
- フッターやサイドバーのリンクはコンテンツ内のリンクより価値が低い
- 重要でないページ(プライバシーポリシーなど)への過度なリンクは避ける
- 3クリック以内ですべてのページにアクセスできる構造が理想
最新トレンド(2025年)
内部リンクの最新トレンドは以下の通りです。
- Googleがコンテキスト(文脈)を重視し、関連性の高い内部リンクの価値が向上
- AIによるコンテンツ理解の進化で、トピッククラスターモデルの重要性が増加
- ユーザーエンゲージメントシグナルを考慮し、実際にクリックされるリンクがより評価される
- モバイルファーストインデックスにより、モバイルでの内部リンクの使いやすさが重要

