内部リンクとは?|SEO関連用語集

読み方: ないぶりんく

目次

概要

内部リンクとは、同一ドメイン内のページ同士を結ぶリンクのことです。サイト内リンクとも呼ばれます。

詳細説明

内部リンクは、ウェブサイト内のあるページから別のページへのリンクを指します。ナビゲーションメニュー、パンくずリスト、コンテンツ内のテキストリンク、フッターリンク、サイドバーリンクなどが含まれます。

内部リンクの種類:

  1. ナビゲーションリンク: ヘッダーやメニューのリンク
  2. コンテキストリンク: 本文中の関連ページへのリンク
  3. パンくずリスト: 階層構造を示すリンク
  4. 関連記事リンク: 記事下部などの推奨コンテンツ
  5. フッターリンク: サイトフッターのリンク
  6. サイドバーリンク: サイドバーの関連リンク

内部リンクの役割:

  • ユーザーが関連情報を簡単に見つけられる
  • サイトの階層構造を検索エンジンに伝える
  • リンクジュースをサイト内で配分する
  • 新しいページを検索エンジンに発見させる
  • 重要なページの評価を高める

重要性

  • SEO効果: 適切な内部リンクは検索順位向上に貢献
  • クロール最適化: クローラーがサイト全体を効率的に巡回できる
  • ユーザー体験: 訪問者が必要な情報に簡単にアクセスできる
  • 滞在時間の向上: 関連ページへの誘導で滞在時間が増加
  • コンバージョン向上: 適切な導線設計で目標達成率が向上

具体例・実践方法

重要ページへのリンク増加

ランディングページやコンバージョンページへの内部リンクを増やします。

関連性の高いリンク

コンテンツの文脈に合った自然なリンクを設置します。

適切なアンカーテキスト

リンク先の内容を説明する意味のあるテキストを使用します。

階層構造の明確化

パンくずリストやカテゴリ構造で階層を明示します。

孤立ページの解消

すべてのページに最低1つの内部リンクを確保します。

リンク切れの修正

定期的に404エラーをチェックして修正します。

最適な内部リンク構造:

├ ホームページ
│  ├ カテゴリA(2クリック目)
│  │  ├ 記事1(3クリック目)
│  │  ├ 記事2(3クリック目)
│  │  └ 記事3(3クリック目)← 記事1,2からも関連リンク
│  └ カテゴリB
│     └ 記事4 ← ホームからも直接リンク(重要ページ)

良い内部リンクの例:

SEO対策を行う上で、キーワードリサーチは最も重要な最初のステップです。

関連用語

注意点・補足

内部リンクの注意点は以下の通りです。

  • 過剰な内部リンク(特に同じページへの複数リンク)は逆効果の可能性
  • すべてのリンクにキーワードを詰め込むのは不自然
  • 関連性の低いページ同士を無理にリンクしない
  • フッターやサイドバーのリンクはコンテンツ内のリンクより価値が低い
  • 重要でないページ(プライバシーポリシーなど)への過度なリンクは避ける
  • 3クリック以内ですべてのページにアクセスできる構造が理想

最新トレンド(2025年)

内部リンクの最新トレンドは以下の通りです。

  • Googleがコンテキスト(文脈)を重視し、関連性の高い内部リンクの価値が向上
  • AIによるコンテンツ理解の進化で、トピッククラスターモデルの重要性が増加
  • ユーザーエンゲージメントシグナルを考慮し、実際にクリックされるリンクがより評価される
  • モバイルファーストインデックスにより、モバイルでの内部リンクの使いやすさが重要

参考リンク・引用元

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