この記事のポイント
  • claude-seoはClaude CodeにSEO分析機能を追加するオープンソースのスキル
  • コマンド1つでインストールでき、14種類のSEO分析コマンドが使える
  • /seo auditで6つのサブエージェントが並列稼働し、サイト全体を自動監査
  • GEO(AI検索最適化)やE-E-A-T分析など2026年最新のSEOトレンドに対応
  • Ahrefs・Semrush等のMCPサーバーと連携すればライブデータでの分析も可能

claude-seoとは、Claude CodeにSEO分析機能を追加するオープンソースのスキルです。

コマンド1つでインストールでき、/seo auditでサイト全体のSEO監査、/seo pageでページ単位の分析、/seo geoでAI検索(AI Overview・ChatGPT・Perplexity)への最適化分析など、14種類のSEO分析コマンドが使えるようになります。

GitHubスター数は1,200超。2026年2月のリリースからわずか数週間で急速に広まっており、Claude CodeでSEO業務を自動化したい人にとって最も注目されているスキルの一つです。

inSite inSite

僕自身もClaude Codeを使ってSEO記事の作成や分析を日常的にやっています。claude-seoの設計思想はかなりしっかりしていて、SEO担当者が知りたいポイントを網羅的にカバーしてくれます。

この記事では、claude-seoの機能・導入方法・全コマンドの使い方を解説します。

Claude codeを使ったSEO記事の作成方法は、以下の記事で解説しています。

関連記事 AIで高品質なSEO記事を作るプロンプトとワークフロー【Claude code・Gemini CLI】

\ SEO分析の自動化をさらに加速 /

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claude-seoとは?

claude-seoは、Claude CodeにSEO分析のスキル(カスタムコマンド)を追加するオープンソースのツールです。

Claude Codeの「スキル」機能を活用しており、~/.claude/skills/にインストールすることで、/seoで始まるコマンドが使えるようになります。

claude-seoのGitHubリポジトリ
claude-seoの基本情報
  • 開発者
    AgriciDaniel(GitHub)
  • ライセンス
    MIT(無料・商用利用OK)
  • GitHubスター
    1,200+(2026年2月時点)
  • 対応環境
    Mac / Linux / Windows
  • 必要なもの
    Python 3.8以上、Claude Code

claude-seoの機能一覧

claude-seoには14種類のコマンドが用意されています。

コマンド機能
/seo auditサイト全体のSEO監査(6サブエージェント並列処理)
/seo pageページ単位の詳細分析
/seo technicalテクニカルSEO診断(8カテゴリ)
/seo contentE-E-A-Tコンテンツ品質分析
/seo schema構造化データの検出・検証・生成
/seo images画像最適化分析
/seo sitemapXMLサイトマップの検証・生成
/seo geoAI検索最適化(GEO)
/seo planSEO戦略の設計
/seo programmaticプログラマティックSEO分析
/seo competitor-pages競合比較ページの生成
/seo hreflang多言語サイトのhreflang検証

Claude Codeの「スキル」とは?

Claude Codeには「スキル(Skills)」という拡張機能の仕組みがあります。

~/.claude/skills/ディレクトリにSKILL.mdファイルを配置すると、Claude Codeがそれを読み込んで、カスタムコマンド(スラッシュコマンド)として使えるようになります。

claude-seoはこの仕組みを活用して、メインのオーケストレータースキル(/seo)と12のサブスキル(/seo audit/seo pageなど)をインストールします。

claude-seoの導入方法

claude-seoのインストールはコマンド1つで完了します。

前提条件
  • Claude Code
    事前にインストール済みであること
  • Python 3.8以上
    python3 --versionで確認
  • Git
    git --versionで確認

Mac / Linuxの場合

ターミナルで以下のコマンドを実行するだけです。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/AgriciDaniel/claude-seo/main/install.sh | bash

Windowsの場合

PowerShellで以下のコマンドを実行します。

irm https://raw.githubusercontent.com/AgriciDaniel/claude-seo/main/install.ps1 | iex

インストールされるもの

インストールスクリプトは以下のファイルを配置します。

インストール先と内容
  • ~/.claude/skills/seo/
    メインのオーケストレータースキル
  • ~/.claude/skills/seo-*/
    12のサブスキル
  • ~/.claude/agents/seo-*.md
    6つのサブエージェント定義
  • ~/.claude/skills/seo/scripts/
    Pythonスクリプト(HTML解析、スクリーンショット等)
  • ~/.claude/skills/seo/.venv/
    Python仮想環境(依存パッケージ)

オプションでPlaywright(Chromium)もインストールされます。これはスクリーンショット撮影やビジュアル分析に使われますが、インストールに失敗しても他の機能は問題なく動作します。

アンインストール方法

不要になった場合は以下のコマンドで削除できます。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/AgriciDaniel/claude-seo/main/uninstall.sh | bash

claude-seoの主要コマンドと使い方

ここからは、claude-seoの主要コマンドの使い方を解説します。

Claude Codeを起動して、以下のコマンドを入力するだけで実行できます。

/seo audit — サイト全体のSEO監査

/seo audit https://example.com

/seo auditは、claude-seoの中で最も強力なコマンドです。サイト全体をクロールし、6つのサブエージェントが並列で分析を実行します。

並列稼働する6つのサブエージェント
  • seo-technical
    クロール可能性、インデックス、セキュリティ、CWV
  • seo-content
    E-E-A-T評価、薄いコンテンツの検出、AI引用適性
  • seo-schema
    構造化データの検出・検証・JSON-LD生成
  • seo-sitemap
    XMLサイトマップの検証、品質ゲート
  • seo-performance
    Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)の計測
  • seo-visual
    Playwrightによるスクリーンショット、ファーストビュー分析

分析結果は以下の2つのファイルとして出力されます。

  • FULL-AUDIT-REPORT.md — 全カテゴリの詳細レポート
  • ACTION-PLAN.md — 優先度別(Critical → High → Medium → Low)のアクションプラン

ヘルススコアは以下の配分で算出されます。

カテゴリ配分
テクニカルSEO25%
コンテンツ品質25%
オンページSEO20%
構造化データ10%
Core Web Vitals10%
画像最適化5%
AI検索対応5%

【実例】in-site.jpで/seo auditを実行した結果

実際にこのサイト(in-site.jp)に対して、Ahrefs MCPサーバーを連携した状態で/seo auditを実行してみました。以下がその出力結果です。

/seo auditの実行結果 — in-site.jpの総合スコア74/100、カテゴリ別スコア、即対応すべき5項目、最大の成長チャンスが表示されている

総合スコア74点、7カテゴリの個別スコア、即対応すべき課題、成長チャンスまで一発で出力されます。Ahrefs MCP連携により、DR(ドメインレーティング)やキーワード順位などのライブデータも自動的にレポートに反映されています。

inSite inSite

「FAQPage構造化データが2023年から制限されている」「ブログ画像のwidth/height未設定でCLS悪化」など、自分では気づけない問題も自動で検出してくれました。このレポートをもとに実際にセキュリティヘッダーの追加やFAQPage削除を実施しています。

/seo page — ページ単位の詳細分析

/seo page https://example.com/about

1ページに対して、オンページSEO・コンテンツ品質・テクニカル要素・構造化データ・画像を総合的に分析します。

主なチェック項目
  • タイトルタグ(50〜60文字)、メタディスクリプション(150〜160文字)
  • H1タグの数と構造
  • コンテンツのキーワード密度(1〜3%)
  • canonical、robots meta、OGP、Twitter Card
  • 画像のalt属性、ファイルサイズ

/seo technical — テクニカルSEO診断

/seo technical https://example.com

8カテゴリにわたるテクニカルSEOの診断を実行します。

8つの診断カテゴリ
  1. クロール可能性 — robots.txt、XMLサイトマップ、クロールバジェット
  2. インデックス — canonical、重複コンテンツ、薄いコンテンツ
  3. セキュリティ — HTTPS、CSP、HSTS、X-Frame-Options
  4. URL構造 — クリーンURL、リダイレクトチェーン(最大1ホップ推奨)
  5. モバイル対応 — viewport、タッチターゲット(48x48px以上)、フォントサイズ
  6. Core Web Vitals — LCP(2.5秒未満)、INP(200ms未満)、CLS(0.1未満)
  7. 構造化データ — JSON-LD、Microdata、RDFaの検出・検証
  8. JavaScript描画 — CSR/SSR判定、SPA検出

AIクローラー(GPTBot、ClaudeBot、PerplexityBotなど)のアクセス可否もチェックしてくれるのが、2026年らしい機能です。

/seo content — E-E-A-Tコンテンツ分析

/seo content https://example.com/blog/article

2025年9月のGoogle品質評価ガイドラインに基づいて、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点からコンテンツを評価します。

2025年12月のコアアップデート以降、E-E-A-Tの評価はYMYL(健康・金融)だけでなく、すべての競合性の高いクエリに適用されるようになりました。claude-seoはこの最新の変更にも対応しています。

AI生成コンテンツの検出も行い、低品質なAIマーカー(汎用的な表現、独自の知見なし、著者情報なし等)をフラグ付けします。

/seo schema — 構造化データの検出・検証・生成

/seo schema https://example.com

ページ上の構造化データ(JSON-LD、Microdata、RDFa)を検出し、Googleがサポートする型に対して検証を行います。不足している構造化データがあれば、JSON-LDテンプレートを自動生成してくれます。

非推奨・制限された構造化データ
  • HowTo
    2023年9月に非推奨化。推奨されません
  • FAQ
    2023年8月に政府・医療機関サイトのみに制限
  • SpecialAnnouncement
    2025年7月に非推奨化

claude-seoはこれらの非推奨情報も把握しているため、誤って廃止された構造化データを追加してしまうリスクを防げます。

/seo geo — AI検索最適化(GEO)

/seo geo https://example.com

/seo geoは、Google AI Overview、ChatGPT、Perplexity等のAI検索での表示を最適化するためのコマンドです。

2026年のSEOで最も注目されている分野の一つで、以下の5つの指標でスコアリングされます。

指標配分概要
引用適性スコア25%パッセージの長さ(134〜167語が最適)、引用可能な記述の有無
構造的可読性20%見出し階層、質問形式の見出し、短い段落
マルチモーダルコンテンツ15%画像・動画・表などの多様なコンテンツ形式
権威性・ブランドシグナル20%著者情報、Wikipedia・Reddit・YouTubeでの言及
技術的アクセシビリティ20%AIクローラーへのアクセス許可、SSR対応、llms.txt
inSite inSite

ブランドへの言及はバックリンクの3倍AI検索での可視性に影響するというデータもあります(Ahrefs 2025年12月調査)。従来のリンクビルディングだけでなく、ブランド露出戦略がますます重要になっています。

/seo plan — SEO戦略の設計

/seo plan saas

業種別のSEO戦略を自動設計してくれます。対応している業種テンプレートは以下の5つです。

  • saas — SaaS / Webサービス
  • local — ローカルビジネス(店舗・地域サービス)
  • ecommerce — ECサイト
  • publisher — メディア・ブログ
  • agency — 代理店・コンサルティング

URL階層の設計、コンテンツカレンダー、実装ロードマップ(4フェーズ)まで出力されます。

その他のコマンド

追加のSEOコマンド
  • /seo images
    画像のalt属性、ファイルサイズ、WebP/AVIF対応、遅延読み込み設定を分析
  • /seo sitemap
    XMLサイトマップの検証。/seo sitemap generateで新規生成も可能
  • /seo programmatic
    大量ページ生成(プログラマティックSEO)の分析・設計。100ページ超で警告、500ページ超でハードストップ
  • /seo competitor-pages
    「X vs Y」比較ページや「〇〇の代替サービス」ページの構成を生成
  • /seo hreflang
    多言語サイトのhreflangタグの検証・生成。8つの一般的なミスを自動検出

claude-seoの特徴

claude-seoが他のSEO分析ツールと異なるポイントを整理します。

サブエージェントによる並列処理

/seo auditの実行時、6つの専門サブエージェントが並列で稼働します。これはClaude Codeのエージェント機能を活用した設計で、1つのエージェントが順番に処理するよりも大幅に高速です。

各サブエージェントは専門領域に特化しており、テクニカルSEO、コンテンツ品質、構造化データ、サイトマップ、パフォーマンス、ビジュアル分析をそれぞれ担当します。

MCP連携でライブデータ分析

claude-seoはMCP(Model Context Protocol)サーバーと連携することで、実際のSEOデータを使った分析が可能になります。

対応しているMCPサーバー
  • Ahrefs(@ahrefs/mcp)
    バックリンク、キーワード、サイト監査のライブデータ
  • Semrush(公式リモートMCP)
    ドメイン分析、キーワードリサーチ
  • Google Search Console(コミュニティ製)
    検索パフォーマンスデータ
  • PageSpeed Insights(コミュニティ製)
    Core Web Vitalsの実測データ

MCPサーバーがなくても、HTMLの静的解析による基本的な分析は実行できます。ただし、バックリンク数や検索順位などの外部データを使った分析にはMCP連携が必要です。

2026年最新のSEOトレンドに対応

claude-seoは以下の最新トレンドを反映しています。

  • Core Web VitalsのINP(FIDから2024年3月に移行済み)
  • E-E-A-Tの全競合クエリへの適用拡大(2025年12月コアアップデート)
  • GEO(AI検索最適化)— AI Overview、ChatGPT、Perplexity対応
  • AIクローラー(GPTBot、ClaudeBot等)のアクセス制御チェック
  • llms.txt標準への対応
  • 構造化データの非推奨・廃止情報の最新化

claude-seoの注意点

claude-seoを導入する前に、セキュリティ面と使用上の制約を確認しておきましょう。

セキュリティ上の注意

claude-seoはオープンソースのツールですが、インストール・利用にあたっていくつかセキュリティ上の注意点があります。

インストール方法にリスクがある

公式のインストールコマンドはcurl ... | bashの形式です。これはネット上のスクリプトをダウンロードして、そのままPCで実行するという意味になります。

もしリポジトリが第三者に改ざんされていた場合、悪意のあるコードがそのまま実行されてしまう可能性があります。

不安な場合は、いきなりインストールコマンドを実行するのではなく、まずGitHubでインストールスクリプト(install.sh)の中身を確認してからインストールしましょう。

スキルはPC上のファイルにアクセスできる

Claude Codeのスキルは、Claude Code本体と同じ権限で動作します。つまり、スキルが実行するコマンドはPCのファイルを読み書きしたり、シェルコマンドを実行したりできます。

claude-seoに限らず、Claude Codeのスキルは信頼できるもののみをインストールするようにしてください。

APIキーの管理に注意

Ahrefs等のMCPサーバーを連携する場合、APIキーがClaude Codeの設定ファイルに保存されます。チームで共有しているPCや、GitHubの公開リポジトリに設定ファイルをアップロードしないよう注意してください。

claude-seoはMITライセンスのオープンソースプロジェクトなので、GitHubでソースコードをすべて確認できます。企業環境で導入する場合は、リポジトリをフォークして内容を精査してから利用するのがおすすめです。

使用上の注意

使用時の注意点
  • Claude Codeの利用料が別途かかる
    claude-seoはClaude Codeのスキル機能に依存しているため、Claude Code自体の利用料(Anthropic APIまたはClaude Pro/Maxプラン)が必要です
  • 外部データの取得にはMCPが必要
    バックリンク数やキーワード順位などの外部データを使った分析には、Ahrefs等のMCPサーバーの設定が必要です。MCPなしでもHTML解析ベースの分析は可能です
  • 大規模サイトのクロールには時間がかかる
    /seo auditは最大500ページまでクロール可能ですが、ページ数が多いほど処理時間とAPIコストが増加します
  • Playwrightはオプション
    スクリーンショット撮影やビジュアル分析にはPlaywrightが必要ですが、インストールに失敗しても他の機能に影響はありません

まとめ

この記事のポイント
  • claude-seoはClaude CodeにSEO分析機能を追加するオープンソースのスキル
  • コマンド1つでインストールでき、14種類のSEO分析コマンドが使える
  • /seo auditで6つのサブエージェントが並列稼働し、サイト全体を自動監査
  • GEO(AI検索最適化)やE-E-A-T分析など2026年最新のSEOトレンドに対応
  • Ahrefs・Semrush等のMCPサーバーと連携すればライブデータでの分析も可能

Claude CodeでSEO業務を効率化したい方は、ぜひclaude-seoを試してみてください。

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