AVIFとは?|SEO関連用語集

読み方: えーぶいあいえふ

目次

概要

WebPを上回る圧縮率を持つ最新の次世代画像フォーマット。SEOとパフォーマンス向上に貢献。

詳細説明

AVIF(AV1 Image File Format)とは、動画コーデックAV1をベースにした最新の次世代画像フォーマットで、WebPをさらに上回る圧縮率を実現します。同等の画質でJPEGの約50%、WebPの約20-30%軽量化が可能で、ロスレス(可逆)圧縮、ロッシー(非可逆)圧縮、透過、HDR、広色域(Wide Color Gamut)、アニメーションに対応しています。Alliance for Open Mediaによって開発され、ロイヤリティフリーのオープンフォーマットです。2020年代初頭に登場し、Chrome、Firefox、Safari(iOS 16以降)など主要ブラウザが対応を開始しました。極めて軽量なため、Core Web VitalsのLCP改善に大きく貢献し、SEOに好影響を与えます。

重要性

以下の点でAVIFは重要です。

  • 最高の圧縮率。現存する画像フォーマットの中で最も効率的な圧縮を実現し、ページ速度を劇的に改善します。
  • Core Web Vitals最適化。LCPの大幅改善により、Googleのランキング要因で有利になります。
  • 高画質維持。小さいファイルサイズでも視覚的な品質を保ち、ユーザー体験を損ないません。
  • 将来性。主要ブラウザとCDNのサポートが進んでおり、Web画像の新標準となりつつあります。

具体例・実践方法





  
  
  画像の説明




  
  
  商品画像

関連用語

注意点・補足

AVIFの注意点は以下の通りです。

  • 2025年時点でもIEや古いブラウザはAVIFに非対応のため、必ずフォールバックを実装しましょう
  • AVIFのエンコード(変換)はWebPより時間がかかるため、ビルドプロセスに組み込むか、CDNの自動変換を利用します
  • ロッシー圧縮の品質設定は60-80が推奨(数値が高いほど高品質)
  • 透過画像(PNG代替)としても優れており、WebPより効率的です
  • すべてのCDN(Cloudflare、Fastly、AWS CloudFrontなど)がAVIF対応しているわけではないので確認が必要です

最新トレンド(2025年)

AVIFの最新トレンドは以下の通りです。

2025年現在、AVIFはWeb画像の新標準として急速に普及しています。主要ブラウザのサポート率が95%を超え、Googleも公式に推奨フォーマットとして位置づけています。WordPress 6.5以降ではAVIFがネイティブサポートされ、自動生成されるようになりました。主要CDN(Cloudflare、Cloudinary、imgixなど)もAVIF自動変換に対応し、実装の障壁が大幅に下がっています。Googleのランキングアルゴリズムも画像フォーマットを考慮するようになり、AVIF使用サイトはCore Web Vitalsで有利です。今後はJPEG→WebP→AVIFの移行が加速すると予想されています。

参考リンク・引用元

  1. AVIF Image Format – Jake Archibald (Google)
  2. Using AVIF Images – web.dev
  3. AVIF Browser Support – Can I Use
  4. AVIF Official Site
  5. Image Formats Comparison – Cloudinary

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