外部リンクとは?|SEO関連用語集

読み方: がいぶりんく
目次
概要
外部リンクとは、自サイトから他のドメインのウェブサイトへ向けて設置するリンクのことです。アウトバウンドリンクとも呼ばれます。
詳細説明
外部リンクは、自サイトのページから外部のウェブサイトへユーザーを誘導するリンクです。引用元の明示、参考情報の提供、関連リソースへの案内などの目的で使用されます。
外部リンクの種類:
- 参考文献リンク: 情報源や引用元へのリンク
- リソースリンク: ツールやサービスへのリンク
- 提携・パートナーリンク: 提携企業やパートナーへのリンク
- アフィリエイトリンク: 成果報酬型のリンク(sponsoredマーク必須)
- ソーシャルメディアリンク: SNSプロフィールへのリンク
外部リンクのSEO効果:
従来、外部リンクは「リンクジュースが流出する」として避けるべきと考えられていましたが、現在では適切な外部リンクは以下の理由でSEOにプラスと考えられています。
- コンテンツの信頼性と透明性を示す
- 検索エンジンにトピックの関連性を示す
- 良質なリソースへのリンクはユーザー体験を向上させる
- E-E-A-T(専門性・権威性・信頼性)の向上
重要性
- 信頼性の向上: 信頼できる情報源へのリンクでコンテンツの信頼性向上
- E-E-A-Tシグナル: 権威あるサイトへのリンクは専門性の証明
- ユーザー価値: 追加情報やツールへのアクセスでユーザー満足度向上
- 関連性のシグナル: トピックの関連性を検索エンジンに示す
具体例・実践方法
情報源の明示
統計データや引用には必ず出典リンクを設置します。
権威サイトへのリンク
業界の権威サイトや公式情報へリンクします。
関連リソースの紹介
ユーザーに役立つツールやガイドをリンクします。
適切な属性設定
有料リンクにはrel=”sponsored”を使用します。
リンク先の品質確認
リンク先が信頼できるか定期的に確認します。
リンク切れの監視
外部リンクが切れていないか定期チェックします。
良い外部リンクの例:
Googleの調査によると、モバイル検索が全体の60%を占めています
(出典:Think with Google)
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避けるべき外部リンク:
- スパムサイトやコンテンツファームへのリンク
- 関連性のないサイトへの過剰なリンク
- 属性マークのない有料リンク
- 低品質なディレクトリサイトへのリンク
関連用語
- 内部リンク
- 被リンク
- nofollowリンク
- dofollowリンク
- rel属性
- アフィリエイトリンク
- リンクジュース
- E-E-A-T
- アンカーテキスト
注意点・補足
外部リンクの注意点は以下の通りです。
- すべての外部リンクにnofollowを付ける必要はない(信頼できるサイトへはdofollow推奨)
- 有料リンクや広告には必ずrel=”sponsored”を使用(Googleガイドライン)
- アフィリエイトリンクにもsponsored属性が推奨される
- 外部リンク先の内容が変更されることがあるため、定期的な確認が必要
- 競合サイトへのリンクは必要に応じて行う(避ける必要はない)
- rel=”noopener”をセキュリティのため追加することが推奨される
最新トレンド(2025年)
外部リンクの最新トレンドは以下の通りです。
- Googleが外部リンクをE-E-A-T評価の一部としてより重視
- 権威ある情報源(政府機関、学術機関など)へのリンクの価値が向上
- AIコンテンツの普及により、人間が精査した外部リンクの価値が増加
- Fact-checking(事実確認)のシグナルとして外部リンクが評価される傾向

