セキュリティヘッダーとは?|SEO関連用語集

読み方: せきゅりてぃへっだー
目次
概要
XSS、クリックジャッキングなどの攻撃を防ぐため、HTTPレスポンスヘッダーで設定するセキュリティ対策。
詳細説明
セキュリティヘッダーとは、XSS(クロスサイトスクリプティング)、クリックジャッキング、コンテンツ改ざんなど、さまざまなウェブ攻撃を防ぐために、サーバーからのHTTPレスポンスに含めるヘッダー群です。主要なセキュリティヘッダーには、Content-Security-Policy(CSP)、X-Frame-Options、X-Content-Type-Options、Strict-Transport-Security(HSTS)、Referrer-Policy、Permissions-Policyなどがあります。これらを適切に設定することで、ブラウザが悪意のあるコンテンツの実行をブロックし、サイトのセキュリティが大幅に向上します。設定は比較的簡単ですが、誤った設定は正常な機能を壊す可能性があるため、テスト環境での検証が重要です。
重要性
以下の点でセキュリティヘッダーは重要です。
- 攻撃の防止。XSS、クリックジャッキング、MITMなど、多様な攻撃を効果的に防げます。
- ユーザー保護。訪問者の個人情報やデータを守り、信頼性を高めます。
- コンプライアンス。GDPR、PCI DSSなどの規制要件を満たすために必要です。
- SEOへの影響。セキュリティの高いサイトは、Googleから信頼され、間接的にSEOに好影響があります。

