WebPとは?|SEO関連用語集

読み方: うぇぶぴー

目次

概要

Googleが開発した次世代の画像フォーマットで、JPEGやPNGより高画質・軽量を実現。

詳細説明

WebP(ウェブピー)とは、Googleが開発した次世代の画像フォーマットで、従来のJPEGやPNGに比べて同等の画質を保ちながらファイルサイズを大幅に削減できます。JPEGと比較して25-35%、PNGと比較して最大26%軽量化が可能で、ロスレス(可逆)圧縮とロッシー(非可逆)圧縮の両方をサポートします。また、透過(アルファチャンネル)やアニメーションにも対応しており、PNGやGIFの代替としても使用できます。ページの読み込み速度が向上するため、Core Web VitalsのLCP(Largest Contentful Paint)改善に直接貢献し、SEOにも好影響を与えます。2025年現在、主要ブラウザのほぼすべてがWebPをサポートしており、Web標準として広く普及しています。

重要性

以下の点でWebPは重要です。

  • ページ速度の大幅改善。画像サイズの削減により、ページの読み込み時間が短縮され、Core Web Vitalsスコアが向上します。
  • SEOランキング向上。ページ速度はGoogleのランキング要因であり、WebP使用はSEOに直接的なプラス効果があります。
  • 帯域幅とコスト削減。データ転送量が減少し、サーバーコストとユーザーのデータ使用量を削減できます。
  • ユーザー体験向上。特にモバイルユーザーにとって、高速な画像読み込みは満足度向上につながります。

具体例・実践方法





  
  画像の説明




  
  商品画像

関連用語

注意点・補足

WebPの注意点は以下の通りです。

  • 非常に古いブラウザ(IE11など)ではWebPが表示されないため、必ずフォールバックを実装しましょう
  • WebPへの変換時、品質設定(0-100)を適切に調整し、視覚的な劣化を防ぎます(80-90推奨)
  • 透過画像の場合、PNGからWebPへの変換でファイルサイズが大幅に削減されます
  • CDN(Cloudflare、Fastlyなど)の多くは自動WebP変換機能を提供しています
  • WebPはアニメーションにも対応していますが、AVIFの方がさらに軽量です

最新トレンド(2025年)

WebPの最新トレンドは以下の通りです。

2025年現在、WebPはWeb標準として完全に確立され、ほぼすべてのブラウザとCMSがサポートしています。しかし、次世代フォーマットのAVIFが登場し、WebPをさらに20-30%上回る圧縮率を実現しています。そのため、最新のSEO戦略では、AVIF→WebP→JPEGの順でフォールバックを提供する3段階アプローチが推奨されています。Googleも2024年からAVIFを推奨フォーマットに追加しました。ただし、WebPは互換性の高さから、今後も長期的に使用され続ける見込みです。画像最適化ツール(Squoosh、ImageOptimなど)もWebP/AVIF両対応が標準となっています。

参考リンク・引用元

  1. WebP Official Site – Google Developers
  2. Using WebP Images – web.dev
  3. WebP Browser Support – Can I Use
  4. Image Optimization with WebP – Google

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