「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」とは?原因の特定方法と正しい対処法を解説
Google Search Consoleのページインデックスレポートに表示される「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」は、Googlebotがクロール時にサーバーから4xxステータスコード(401・403・404以外)を受け取り、対象URLをインデックスに登録できなかったことを示すステータスメッセージです。
対処の第一歩は、URL検査ツールで具体的なステータスコードを特定し、原因に応じて修正することです。
サーチコンソールでこのエラーを見つけて、何が起きているのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、Semrushの大規模調査によるとWebサイトの35%に壊れた内部リンクが存在し、その70%が4xxエラーを返しているという結果が報告されています。
4xxエラーは決して珍しいものではなく、多くのサイト運営者が直面する共通の課題と言えます。
本記事では、Google for Developers、Google Search Consoleヘルプ、RFC 9110(HTTP Semantics)などの一次資料に基づき、4XXエラーについて解説します。
4xxブロックの正確な意味から、原因の特定手順、ステータスコード別の対処法、そして放置してよいケースの判断基準までを体系的にお伝えしますので、ぜひ参考してみてください。
インデックスカバレッジの全ステータス一覧と対処法もあわせて確認すると、Search Console上のほかのステータスとの違いをより深く理解できるでしょう。
インデックス状態の把握が大変という方は、SEOサイト管理自動化ツール「inSite(インサイト)」を試してみてください。
inSiteのインデックスチェック機能では、サイト内のページのクロール状態を毎日自動でチェックします。
どれだけのページがインデックスされてなくて原因は何なのか、クローラーは定期的に来ているのかといった情報を常に監視することができます。

1ページずつURL検査をしなければわからないインデックス状態。
inSiteを使えばこれを常に把握できるため、効率よくSEOにおける有効な打ち手を考えることができます。
ページのインデックス率向上や、ページの評価をアップさせるリライトの効率化にかなり使えると思うので、ぜひお試しください。
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」の意味

「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」は、Googlebotがクロール時に401・403・404以外の4xxステータスコードを受け取った場合に表示されるもので、GSCが4xxエラーを細かく分類した結果の「その他」に該当します。
Google Search Consoleのページインデックスレポートでは、クロール済みのURLに対してさまざまなステータスが割り当てられます。そのなかで4xx系のステータスコードに関しては、次の4つのカテゴリに分類されています。
- 不正なリクエスト(401):認証が必要なページへのアクセス
- アクセス禁止(403):サーバーがリクエストを拒否
- 見つかりませんでした(404):URLが存在しない
- その他の4xxの問題:上記に該当しない4xxステータスコード
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」は、この4番目のカテゴリに該当します。
Google Search Consoleヘルプ「ページインデックスレポート」では、次のように説明されています。
他の 4xx の問題が原因で、URL がブロックされました
ここで説明されていないタイプの 4xx の問題がサーバーで発生しました。URL 検査ツールを使用して、ページをデバッグしてみてください。
Google Search Consoleヘルプ「ページインデックスレポート」
つまり、「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」は、401・403・404を除く4xxエラー全般をまとめて表示するステータスということです。
具体的にこのカテゴリに含まれる代表的なステータスコードとしては、以下が挙げられます。
- 400(Bad Request):リクエストの構文が正しくない場合
- 410(Gone):リソースが恒久的に削除された場合
- 429(Too Many Requests):短時間にリクエストが集中した場合
ただし、429については後述するとおりGoogleが特殊な扱いをしているため、注意が必要です。
各ステータスコードの意味やGooglebotの挙動についてさらに詳しく知りたい場合は、Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」を参照してください。
なお、401や403、404にはそれぞれ専用の対処法があります。
該当するエラーが表示されている場合は、「見つかりませんでした(404)」の詳細な原因と対処法や、「アクセス禁止(403)が原因でブロックされました」の詳細な原因と対処法の記事をご確認ください。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
4xxエラーがSEOに与える影響
4xxエラーがSEOに及ぼす影響は、大きくありません。
なぜなら、4xxエラー(429を除く)はクロールバジェットを浪費せず、サイト全体の品質評価も下げないからです。
ただし、4xxステータスコードを返すURLはインデックスに登録されなくなります。
影響の度合いは「インデックス登録」「クロールバジェット」「サイト全体の品質評価」の3つの観点で異なるため、それぞれ正確に理解しておくことが大切です。
以下、Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」や大規模サイトのクロールバジェット管理などの公式ドキュメント、そしてGoogleのJohn Mueller氏の公式見解をもとに、3つの観点から影響を整理しています。
インデックス登録への影響
4xxステータスコードを返すURLは、Googleのインデックスには登録されません。
Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」(2026年2月4日更新)では、以下のように明記されています。
Google doesn’t use the content from URLs that return 4xx status codes.
(和訳)
Googleは、4xxのステータスコードを返すURLのコンテンツを使用しません。
Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」
この公式見解は、「4xxステータスコードを返すページのコンテンツはGoogleに利用されない」という意味です。
新規URLが最初から4xxを返している場合、そのURLはインデックスに登録されることはありません。
一方、すでにインデックスされていたURLが途中から4xxを返すようになった場合は、そのURLはインデックスから削除されます。検索結果に表示されていたページが突然4xxエラーを返し始めると、そのページへの検索流入がゼロになるため、意図しない4xxエラーには注意が必要でしょう。
GoogleはGoogle for Developersで「429を除くすべての4xxエラーを同じように扱う」と公式に説明しています。
400も410も405も、インデックスに登録しないという点では同じ扱いです。
ただし429(Too Many Requests)だけは例外で、Googleはこれをサーバーエラー(5xx)と同等に扱います。
429はサーバーの一時的な過負荷を示すコードであるため、Googleはリクエストの頻度を下げて再クロールを試みるのが特徴です。
クロールレートとクロールバジェットへの影響
4xxエラー(429を除く)は、クロールレートにもクロールバジェットにも悪影響を与えません。
ただし、この2つは別の概念であるため、それぞれの根拠を分けて整理しておきましょう。
クロールレート(クロール速度)への影響
クロールレートとは、Googleがサイトをクロールする速度や頻度のことです。
Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」(2026年2月4日更新)では、次のように明記されています。
The 4xx status codes, except 429, have no effect on crawl rate.
(和訳)
ステータスコード4xx台(429を除く)は、クロールレートに影響を与えません。
Google for Developers「HTTPステータスコードがGoogle検索に与える影響」
429を除く4xxステータスコードは、サイト全体のクロール速度を下げる要因にはなりません。
「4xxエラーが大量にあるとクロールが遅くなるのでは」と心配される方もいるかもしれませんが、公式見解のとおり影響はないため安心してください。
クロールバジェット(クロール総量)への影響
クロールバジェットとは、Googleがそのサイトに対してクロールできる・クロールしたいURLの総量を指します。
Google for Developers「大規模サイトのクロールバジェット管理」(2025年12月19日更新)では、削除済みページに対して正規の404や410を返すことが推奨されています。
Return a 404 or 410 status code for permanently removed pages. Google won’t forget a URL that it knows about, but a 404 status code is a strong signal not to crawl that URL again. Blocked URLs, however, will stay part of your crawl queue much longer, and will be recrawled when the block is removed.
(和訳)
完全に削除されたページについては、404または410のステータスコードを返してください。
Googleは認識しているURLを忘れることはありませんが、404ステータスコードは、そのURLを再度クロールしないようにという強いシグナルとなります。
しかし、ブロックされたURLは、クロールキューの中に長く残り、ブロックが解除されると再クロールされます。
Google for Developers「大規模サイトのクロールバジェット管理」
正規の4xxを返せば「再クロール不要」のシグナルとなり、GoogleはそのURLへのクロールを減らします。
つまり、4xxはクロールバジェットを浪費するどころか、むしろ効率的に活用する手助けになるわけです。
一方、ここで注意すべきなのがsoft 404との違いです。
soft 404とは、実際にはページが存在しないにもかかわらず200(正常)ステータスコードを返してしまう状態を指します。
同じドキュメントでは、soft 404について次のように警告されています。
soft 404 pages will continue to be crawled, and waste your budget.
(和訳)
ソフト404ページは引き続きクロールされ、あなたのクロールバジェットを無駄にしてしまいます。
Google for Developers「大規模サイトのクロールバジェット管理」
soft 404はGooglebotにとって「正常なページ」に見えるため、何度もクロールされ続け、クロールバジェットの浪費につながるのです。
存在しないページに対しては正規の4xxステータスコードを返すほうが、クロール効率の面ではむしろ望ましいと言えます。
なお、クロールバジェットの最適化が実際に問題になりやすいのは、主に100万ページ以上を持つ大規模サイトです。
中小規模のサイトでは、クロールバジェットが不足してインデックスに悪影響が出るケースはほとんどありません。
インデックスに登録されていないページ数の確認方法と対処法も参考にしながら、自サイトの状況を正確に把握しておくとよいでしょう。
サイト全体の品質評価への影響
4xxエラーの存在自体は、サイト全体の品質評価を下げるシグナルにはなりません。
GoogleのJohn Mueller氏は、Search Engine Roundtableで取り上げられた2026年1月の公式見解において、次のように述べています。
404s/410s are not a negative quality signal. It’s how the web is supposed to work.
(和訳)
404や410エラーは、ウェブサイトの品質を測るマイナスな指標ではありません。
これらはウェブの仕組みとして、正常な挙動です。
Search Engine Roundtable
同記事では「Search Consoleに404エラーページが表示されるのは一般的なことで、どのサイトでも発生します。」とも補足されており、Search Consoleに404が表示されること自体はどのサイトにも起こりうる正常な状態だと説明されています。
ページが削除されたり移動したりすることはWebの仕組みとして当然であり、4xxエラーが返されること自体はGoogleにとってマイナス評価の対象ではありません。
ただし、一つ見落としてはいけない点があります。
インデックスさせたい重要なページが意図せず4xxを返している場合、そのページは検索結果に表示されなくなり、検索流入を失いかねません。
例えば、商品ページや集客の柱となる記事ページが4xxを返していれば、売上や問い合わせの機会を逃すことになるでしょう。4xxエラーを「放置してよいか」「すぐに修正すべきか」の判断は、そのURLがサイトにとってどれほど重要かという視点で行うことが大切です。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」の原因を特定する手順
このエラーを解決するには、まず原因となっている具体的なステータスコードを突き止める必要があります。
Search Consoleには原因特定のためのツールが複数用意されており、段階的に絞り込むのが効率的です。
以下の3つのステップで、対象URLの洗い出しから具体的なステータスコードの特定まで進めましょう。
なお、ページインデックスレポートの基本的な使い方はGoogle公式ヘルプでも詳しく解説されています。
大量のURLを定期的に監視したい場合は、Inspection APIでインデックス状態を自動チェックする方法やSearch Console APIの使い方も参考にしてください。
Search Consoleのページインデックスレポートで対象URLを確認する
Search Consoleのページインデックスレポートで、「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」に該当するURLの一覧を確認しましょう。
Google Search Consoleにログインし、左メニューから「ページ」を選択してください。
ページインデックスレポートが表示されたら、「ページがインデックスに登録されなかった理由」の一覧に目を通してください。
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」という項目をクリックすると、該当するURLの一覧が表示されます。
ここで確認すべきポイントは2つあります。
- 対象URLの数:数件なら個別対応、数百件以上ならCMSやサーバー設定の問題を疑う
- 影響を受けているページの重要度:検索トラフィックの多いページや収益に直結するページが含まれていないかを確認する
この2点をもとに対処の優先度を判断しましょう。
URL検査ツールで具体的なステータスコードを特定する
URL検査ツールを使えば、4xxエラーの具体的なHTTPステータスコード(400、410、429など)を特定できます。
ページインデックスレポートの「other 4xx」という表示だけでは、実際にどのコードが返されているかわかりません。
Search Console画面の上部にある検索バーに、対象のURLをそのまま貼り付ける。
「URLを検査」の結果画面が表示されたら、「ページの取得」の項目にある「HTTPレスポンス」を確認しましょう。
ここで400、410、429といった具体的なステータスコードを確認できるはずです。
Google Search Consoleヘルプでも「Try debugging your page using the URL Inspection tool.」と推奨されているとおり、これが最も手軽で確実な確認方法です。
ステータスコードが特定できれば、後述する対処法に沿って適切な修正を進められます。
サーバーログで実際のレスポンスを確認する
URL検査ツールで原因を特定できない場合や、より詳細な情報が必要な場合はサーバーログを直接確認しましょう。
サーバーログにはGooglebotのクロール記録がすべて残っています。
確認すべき項目は、対象URLに対して返されたHTTPステータスコード、レスポンスヘッダーの内容、そしてリクエスト元のIPアドレスです。
これらの情報から、URL検査ツールだけではわからなかった問題の詳細が見えてくることがあります。
サーバーログの確認をエンジニアに依頼する場合は、以下の情報を整理して伝えるとスムーズです。
- 確認してほしい対象URLの一覧
- 調べたいHTTPステータスコード(400、410、429など)
- Googlebotのユーザーエージェント文字列(「Googlebot」を含むもの)
- 確認したい期間(Search Consoleで問題が検出された日時前後)
これらを事前にまとめておけば、エンジニアとのやり取りが最小限で済みます。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
対処が必要なケースと不要なケース
Search Consoleに表示される4xxエラーのすべてに対処が必要なわけではありません。
対処の要否は「そのURLがサイトにとってどれほど重要か」で判断します。
ステータスコード別の対処法に進む前に、すぐに修正すべきケースと放置してよいケースを整理しておきましょう。
対処が必要なケース
以下の条件に1つでも該当する場合は、速やかに修正が必要です。
- インデックスさせたい重要ページが4xxを返している
検索流入やコンバージョンに貢献しているページが4xxを返すと、そのページへの検索トラフィックがゼロになる。売上や問い合わせの機会損失に直結するため、最優先で対処すべきケース - 大量のURLが突然4xxエラーを返し始めた
CMSのアップデート、サーバー設定の変更、プラグインの不具合など、サイト全体に影響する問題が起きている可能性が高い。数百件以上のURLが一斉に4xxを返す場合は、個別対応ではなくシステム的な原因を疑う - 429エラーが発生している
前述のとおり、Googleは429をサーバーエラー(5xx)と同等に扱い、クロール頻度を下げる。サイト全体のクロールに悪影響が及ぶため、レートリミッターやサーバーリソースの確認が必要 - 被リンクが集まっているページが4xxを返している
外部サイトからのリンク評価(PageRank)がそのまま失われてしまう。301リダイレクトで関連性の高い代替ページに誘導し、リンク評価を引き継ぐのが望ましい
対処が必要と判断した場合は、次章の「ステータスコード別の対処法」で具体的な手順を確認してください。
修正が完了したら、必ずSearch Consoleの「修正を検証」ボタンをクリックして結果を確認しましょう。
対処が不要なケース
一方、放置しても検索順位やサイトの評価にまったく影響しないケースも多く存在します。 不要な対処に時間をかけないためにも、「何を無視してよいか」を正しく知っておくことが大切です。
Search Engine Journalの記事でも解説されているとおり、Googlebotは存在しないURLを何度もクロールし続けることがありますが、これ自体は問題ではありません。
意図的に削除したページの4xxエラー
コンテンツの統廃合やサービス終了に伴い、意図的にページを削除した場合の4xxエラーは対処不要です。
GoogleのJohn Mueller氏はSearch Engine Roundtableで取り上げられた公式見解で、次のように明言しています。
404s/410s are not a negative quality signal. It’s how the web is supposed to work.
(和訳)
404や410エラーは、サイトの品質を下げるものではありません。むしろ、ウェブの仕組みとしてごく自然なことです。
Search Engine Roundtable
404や410はサイトの品質評価を下げるシグナルではなく、ウェブの仕組みとして正常な状態です。
さらにGoogle for Developersでは次のようにも述べられています。
Return a 404 or 410 status code for permanently removed pages.
(和訳)
完全に削除されたページには、404または410のステータスコードを返してください。
Google for Developers
上記のように、恒久的に削除したページには404または410を返すことが推奨されているわけです。
ただし、削除したページに外部サイトからのリンク(被リンク)が集まっていたり、いまだに検索からの流入がある場合には注意しましょう。
このケースでは、301リダイレクトで関連性の高い代替ページに誘導するほうが望ましいでしょう。
被リンクの評価を引き継げますし、ユーザーの利便性も保てます。
CMSの管理用・内部処理URL
WordPressの /wp-admin/admin-ajax.php のような管理画面のAjaxリクエスト用エンドポイントは、Googlebotがアクセスすると4xxを返します。
この4xxエラーはCMSの正常な動作であり、対処する必要はありません。
同様に、/wp-json/ 配下のREST APIエンドポイント、/admin/、/cms/ などの管理用パスも4xxエラーとして報告されることがあります。
いずれもCMSの内部処理に使われるURLであり、一般ユーザーがアクセスする想定のページではないため、インデックスされなくても問題ありません。
ではなぜ、これらのURLがSearch Consoleに表示されるのでしょうか。原因の多くは、テーマやプラグインが出力するHTMLに管理用URLが内部リンクとして含まれていたり、XMLサイトマップに意図せず登録されてしまっていることです。
表示自体が気になる場合は、次の2つの方法で軽減できます。
- XMLサイトマップから管理用URLを除外する
サイトマップ生成プラグインの設定で、不要なURLが含まれていないか確認する - robots.txtで管理用ディレクトリのクロールを制限する
ただし、robots.txtによるブロックはインデックスを完全に防ぐものではない点に留意する
自動生成URLや外部からの不正リクエスト
CMSやプラグインが自動生成した存在しないURL、外部サイトから張られた不正なリンク、ボットによるスキャンで生成された架空のURLは、基本的に対処不要です。
GoogleのJohn Mueller氏はSearch Engine Journalの記事で取り上げられたとおり、こうしたケースについて次のように説明しています。
“We understand that these are 404 or 410 pages or at least shouldn’t be indexed. But we know about those pages. And every now and then when… we have nothing better to do on this website, we’ll go off and double-check on those URLs.”
And if we check those URLs and see a server error or the Page Not Found error here, then that’s something we’ll tell you about in Search Console. …and that’s fine.
So it’s not something you need to block from crawling. It’s not something you need to worry about. It’s not that we’re losing crawl capacity by looking at those URLs. It’s essentially a sign from us that we have enough capacity to crawl more URLs on your website and we’re just double-checking some of the old ones just in case you managed to put something backup there.
(和訳)
「私たちは、これらが404や410のページ、つまりインデックスされるべきではないページであることは理解しています。しかし、これらのページについて認識しており、このウェブサイトで他にすることがないときは、時々これらのURLを再確認しに行きます。」
そして、もしそれらのURLを確認して、サーバーエラーやページが見つからないエラーが表示された場合は、Search Consoleでお知らせします。それで問題ありません。
ですから、クロールをブロックする必要はありませんし、心配する必要もありません。これらのURLを見ることでクロール容量が失われるわけでもありません。これは、あなたのウェブサイトでさらに多くのURLをクロールする十分な容量があるという私たちのサインであり、万が一、何かバックアップを配置した可能性に備えて、古いものを再確認しているだけです。
Search Engine Journalの記事
Googleはこれらが存在しないページであることを理解しており、クロールの余裕があるときに念のため再確認しているにすぎません。
Search Consoleにこうした架空のURLが表示されること自体が、Googleに十分なクロール容量(クロールバジェット)があるサインとも言えるでしょう。
重要なページのクロールやインデックスに悪影響を及ぼすものではないため、心配は不要です。
どうしても気になる場合は、外部からの不正リンクがスパムサイトから大量に張られていないかだけ確認しておくとよいでしょう。
悪質なスパムリンクが大量にある場合は、Search Consoleのリンク否認ツールの使用を検討してもよいかもしれません。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
ステータスコード別の対処法
4xxエラーはすべて同じ対処をすればよいわけではありません。
ステータスコードごとに原因と対処法がまったく異なるため、URL検査ツールで特定したコードに合わせた対応が必要です。
RFC 9110「HTTP Semantics」によると、4xx系ステータスコードは「クライアント側に原因があるエラー」を示すものとされています。
ただしSEOの文脈では、サーバー設定やCMSの問題に起因するケースも少なくありません。Search Consoleで特に多く見られるステータスコードごとに、具体的な対処法を見ていきましょう。
なお、リンク切れのSEOへの影響と直し方もあわせて確認しておくと、関連する問題をまとめて対処できるでしょう。
400 Bad Request の対処法
400エラーは、サーバーに送られたリクエストの構文が不正であることを示しています。 URL自体に問題がある可能性が高いです。
主な原因は以下の3つです。
▼原因
- URLパラメータの不正な構造
文字化けしたクエリパラメータや、過度に長いURLが該当する - 壊れたフォームの送信先URL
フォームのaction属性が誤っていると、不正なURLへのリクエストが発生しかねない - CMSやプラグインの不具合によるURL生成エラー
プラグインのアップデート後にURL構造が壊れるケースは珍しくない
対処の手順は以下のとおりです。
▼対応手順
- Search Consoleで報告されている400エラーのURLを一つひとつ確認し、URLパラメータの構造に不正がないかチェックする
- 不正なURLを生成しているリンクやフォームを見つけたら、正しいURLに修正する
- XMLサイトマップに不正なURLが含まれている場合は、サイトマップからも削除する
410 Gone の対処法
410は「そのリソースが恒久的に削除された」ことをサーバーが明示的に伝えるステータスコードです。
RFC 9110では次のように定義されています。
The target resource is no longer available at the origin server and this condition is likely to be permanent.
(和訳)
要求されたリソースは、オリジンサーバー上には既になく、この状態は永続的であると予想されます。
意図的にページを削除して410を返している場合は、何も対処する必要はありません。 実際、GoogleのJohn Mueller氏もSearch Engine Journalの記事で紹介されている2024年4月の発言で、次のように述べています。
The difference in processing of 404 vs 410 is so minimal that I can’t think of any time I’d prefer one over the other for SEO purposes.
(和訳)
404と410のエラー処理の違いはごくわずかで、SEOの観点からどちらかを優先する場面は思いつきません。
Search Engine Journalの記事
SEO上、404と410の処理にはほとんど差がありません。
一方で、意図せず410が返されている場合は注意が必要です。サーバーの設定ファイル(.htaccessやnginx.conf)で誤って410ルールが追加されていないか確認してください。
CMSの削除設定でソフトデリート(論理削除)ではなく物理削除が行われた結果、410が返されているケースもあります。
404と410のSEO上の違いについて詳しくは、Search Engine Journalの記事も参考になります。
429 Too Many Requests の対処法
429は他の4xxエラーとは性質が大きく異なる、特殊なステータスコードです。
Googleはこのコードを「サーバーエラー(5xx)と同様に」扱うと公式に明言しています。
Google for Developersの記載は以下のとおりです。
Google’s crawlers treat the 429 status code as a signal that the server is overloaded.
(和訳)
Googleのクローラーは、HTTPステータスコード429をサーバーが過負荷状態にあるというシグナルとして扱います。
Google for Developers
429はクライアント側の問題ではなく、サーバーの過負荷を示すシグナルとしてGooglebotに認識されます。
対処法は大きく2つあります。
▼対応方法
- レートリミッターの設定を確認する
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)やCDNの設定で、Googlebotのリクエストを過度に制限していないかチェックする - サーバーリソースの増強を検討する
実際にサーバーが高負荷状態であれば、スペックの引き上げやキャッシュの導入が有効
なお、Googleはクロールレートを制限する目的で401(Unauthorized)や403(Forbidden)を使わないよう明確に注意喚起しています。
クロール制限をかけたい場合は、429を正しく返すか、Search Consoleのクロール頻度設定を利用してください。
その他の4xxステータスコードの対処法
405・408・451といったステータスコードも、Search Consoleで報告されることがあります。
| コード | 名称 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 405 | Method Not Allowed | Googlebotが使用するGETメソッドをサーバーが拒否 | サーバーやCMSの設定でGETリクエストの許可を確認する |
| 408 | Request Timeout | サーバーが時間内にレスポンスを返せなかった | サーバーの処理速度やネットワーク応答時間を見直す |
| 451 | Unavailable For Legal Reasons | GDPR・著作権などの法的制約 | 意図的なブロックなら対処不要。Googlebotまでブロックしている場合は設定を見直す |
いずれのステータスコードでも、修正が完了したらSearch Consoleの該当エラー画面で「修正を検証」ボタンをクリックしてください。
検証が完了するまでには通常約2週間かかります。
また、修正にあたってリダイレクトを設定する場合は、リダイレクトチェーンの確認・解消方法やサーチコンソールのリダイレクトエラーの原因と対処法を事前に確認しておくことをおすすめします。
リダイレクトチェーン(多段リダイレクト)やリダイレクトループが発生すると、新たなエラーを生み出してしまいかねません。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
4xxステータスコードの種類と他のGSCステータスとの違い
GSCで「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」と表示される場合、原因となるステータスコードは1つではありません。
401 Unauthorized・403 Forbidden・404 Not Foundの3つはGSC上で個別のステータスとして表示されるため、「other 4xx」には含まれないという点が重要です。
該当する主なステータスコードの一覧と、混同しやすい他のGSCステータスとの違いを押さえておきましょう。
RFC 9110「HTTP Semantics – 4xx Client Error」およびIANAレジストリに基づく、「other 4xx」に該当する主なステータスコードは以下のとおりです。
| ステータスコード | 名称 | 意味 |
|---|---|---|
| 400 | Bad Request | リクエスト構文の不正 |
| 405 | Method Not Allowed | 許可されていないHTTPメソッド |
| 408 | Request Timeout | リクエストタイムアウト |
| 410 | Gone | 恒久的な削除 |
| 429 | Too Many Requests | リクエスト過多(※サーバーエラー扱いになる場合あり) |
| 451 | Unavailable For Legal Reasons | 法的理由による利用不可 |
401 Unauthorized・403 Forbidden・404 Not Foundは、GSCでそれぞれ個別のステータスとして表示されます。
そのため「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」には含まれません。
詳しくはGoogle for Developers「クロールエラーのトラブルシューティング」も参考にしてください。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
よくある質問
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」に関して、多くの方が疑問に感じやすいポイントをまとめました。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
の他のインデックスステータス一覧
その他のインデックスステータスの一覧を以下の表にまとめました。他のエラーや除外が発生している方は参考にしてください。
▼インデックスステータス一覧表
| 大分類 | カテゴリ | ステータス名 | 対処の必要性 |
|---|---|---|---|
| 登録済み | – | ページはインデックスに登録済みです | 不要 |
| 警告あり | robots.txtによりブロックされましたが、インデックスに登録しました | 確認推奨 | |
| コンテンツのない状態でページがインデックスに登録されています | 確認推奨 | ||
| 未登録 | エラー | サーバーエラー(5xx) | 高い |
| リダイレクトエラー | 高い | ||
| 未承認のリクエスト(401)が原因でブロックされました | 高い | ||
| アクセス禁止(403)が原因でブロックされました | 高い | ||
| 見つかりませんでした(404) | 状況による | ||
| 他の 4xx の問題が原因で、URL がブロックされました | 高い | ||
| ソフト404 | 高い | ||
| ブロック | robots.txt によりブロックされています。 | 意図的なら不要 | |
| URL に noindex が指定されています | 意図的なら不要 | ||
| クロール・Google判断 | 検出 – インデックス未登録 | 中程度 | |
| クロール済み – インデックス未登録 | 高い | ||
| 重複・正規化 | 代替ページ(適切なcanonicalタグあり) | 不要 | |
| 重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません | 確認推奨 | ||
| 重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました | 確認推奨 | ||
| ページにリダイレクトがあります | 不要 |
なお、全ステータスについて詳しく解説している「インデックスカバレッジとは?全ステータスの意味と対処法を解説」も参考にしてください。
また、インデックスに登録されないページ数を確認する方法は、「「インデックスに登録されていないページ数」の確認方法と対処法【放置OKなケースも解説】」を参考にしてください。
≫inSiteでサイトのインデックス状況をチェックしてみる(無料)
まとめ
「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」への対処で押さえるべきポイントを振り返ります。 正しい手順で対応すれば、多くのケースで短期間に解決できるはずです。
- 「4xxの問題が原因で、URLがブロックされました」は、401・403・404以外の4xxステータスコードが原因で表示されるGSCのステータスである
- まずURL検査ツールで具体的なステータスコードを特定するのが最優先
- 4xxエラー(429を除く)はクロールバジェットを浪費せず、品質シグナルにも影響しない
- インデックスさせたい重要ページが該当する場合のみ対処が必要
- 意図的に削除したページやWordPressの管理URLは対処不要
- 修正後はGSCの「修正を検証」で結果を確認する(反映まで約2週間)
これらの要点を踏まえれば、不要な対応に時間を費やすことなく、本当に必要な修正に集中できます。
インデックスカバレッジ全体の理解を深めたい方は、インデックスカバレッジの全ステータス一覧と対処法も確認してみてください。
また、内部リンクとインデックス状態を無料で自動チェックする方法では、GSCデータの効率的な活用方法を紹介しています。
SEO対策とは?基礎知識と対策方法をわかりやすく解説もSEOの基本を押さえるのに役立つでしょう。
4xxブロックの継続的なモニタリングや内部リンクの一括チェックを効率化したい方は、inSiteの無料会員登録をご活用ください。 URLごとのステータス変化を自動で追跡できるため、問題の早期発見と対処がスムーズになります。
インデックス状態の把握が大変という方は、SEOサイト管理自動化ツール「inSite(インサイト)」を試してみてください。
inSiteのインデックスチェック機能では、サイト内のページのクロール状態を毎日自動でチェックします。
どれだけのページがインデックスされてなくて原因は何なのか、クローラーは定期的に来ているのかといった情報を常に監視することができます。

1ページずつURL検査をしなければわからないインデックス状態。
inSiteを使えばこれを常に把握できるため、効率よくSEOにおける有効な打ち手を考えることができます。
ページのインデックス率向上や、ページの評価をアップさせるリライトの効率化にかなり使えると思うので、ぜひお試しください。

