Search Consoleの「リダイレクトエラー」とは?
Search Consoleのインデックスカバレッジ レポートに表示される「リダイレクトエラー」について解説します。
リダイレクトエラーは、Googleがリダイレクト処理を追跡する際に問題が発生したことを示すステータスです。
Google Search Consoleヘルプ では、リダイレクトエラーを以下のように定義しています。
“Redirect error: Google experienced one of the following redirect errors: A redirect chain that was too long, A redirect loop, A redirect URL that eventually exceeded the max URL length, A bad or empty URL in the redirect chain.”
(和訳)
リダイレクトエラーとは、Googleが次のいずれかのリダイレクトエラーを検出した状態です。リダイレクトチェーンが長すぎる、リダイレクトループ、リダイレクトURLが最終的にURL最大長を超えた、リダイレクトチェーンに不正または空のURLが含まれている。
Google Search Consoleヘルプ
つまり、リダイレクトチェーンが長すぎる、ループしている、URLが長すぎる、URLが不正または空である、といった場合にこのエラーが発生します。
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似ているステータスとの違い
リダイレクトエラーと混同しやすいのが、リダイレクトが正常に機能している ことを示すステータスです。詳しい解説はこちらの記事 を参照してください。
本記事の対象である「リダイレクトエラー」はリダイレクト処理に問題がある状態で、もう一方は正常な状態を示す情報です。混同するとSearch Consoleの判断ミスにつながります。
比較表 ステータス 意味 対応 リダイレクトエラー(本記事) リダイレクト処理に問題あり 修正が必要 正常なリダイレクト 301/302が正しく動作している 対応不要
正常リダイレクトは301や302が正しく動作していることを示す情報であり、エラーではありません。一方、本記事の「リダイレクトエラー」は何らかの問題があるため、原因を特定して修正する必要があります。
リダイレクトエラーの4つの原因
リダイレクトエラーが発生する原因は、Googleが公式に4つ挙げています。
それぞれの原因を理解することで、適切な対処につなげられます。
原因①:リダイレクトチェーンが長すぎる
リダイレクトエラーの1つ目の原因は、リダイレクトチェーンが長すぎることです。
リダイレクトチェーンとは、A→B→C→Dのように複数回のリダイレクトが連続する状態のことです。
Googleの公式ドキュメント によると、Googlebotはリダイレクトを最大10ホップまで追跡します。
Googlebotは、リダイレクト回数が10回を超えるとそれ以上は追跡せず、リダイレクトエラーとして記録します。
GoogleのJohn Mueller氏は、リダイレクトチェーンは5ホップ未満に抑えることを推奨しています。
サイトリニューアルやURL変更を繰り返すうちに、意図せずチェーンが長くなっている場合は注意が必要です。
詳しくは「リダイレクトチェーンとは?SEOへの影響と確認・解消方法を徹底解説 」で解説しています。
原因②:リダイレクトループが発生している
リダイレクトエラーの2つ目の原因は、リダイレクトループが発生していることです。
リダイレクトループとは、A→B→Aのようにリダイレクトが循環してしまう状態です。
ブラウザでアクセスすると「リダイレクトが繰り返し行われました」「このページはリダイレクトの回数が多すぎます」といったエラーが表示されます。
主な発生原因としては、以下が挙げられます。
リダイレクトループの発生原因
.htaccessの設定ミス
WordPressプラグインの競合
SSL設定とリダイレクト設定の衝突
CDN設定の問題
リダイレクトループが発生すると、ユーザーもGooglebotもページにアクセスできなくなるため、早急な対応が必要です。
原因③:リダイレクトURLがURL最大長を超えた
リダイレクトエラーの3つ目の原因は、リダイレクト先のURLが最大長を超えていることです。
リダイレクト先のURLが極端に長い場合、Googlebotはこのエラーを記録します。
一般的にURLの最大長は2,000〜2,048文字程度とされています。
この問題は、パラメータが多数付与されたURLや、リダイレクトを繰り返すうちにパラメータが蓄積されたURLで起こりやすいです。
例えば、トラッキングパラメータやセッションIDが複数回付与されると、URLが肥大化してエラーにつながることがあります。
原因④:リダイレクトに不正または空のURLがある
リダイレクトエラーの4つ目の原因は、リダイレクトに不正または空のURLが含まれていることです。
リダイレクト先として指定されたURLに問題がある場合にこのエラーが発生します。
具体的には、以下のようなケースが該当します。
具体例
Locationヘッダーが空になっている
URLに無効な文字が含まれている
エンコードが正しくない
設定ファイルの記述ミスで不完全なURLが指定されている
この問題は、サーバーの設定ファイルやCMSの設定を見直すことで解決できる場合が多いでしょう。
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Search Consoleでリダイレクトエラーを確認する方法
この章では、リダイレクトエラーが発生しているURLと原因を特定する方法を紹介します。
リダイレクトエラーの確認方法には、サーチコンソールでの確認と、外部ツールでの詳細確認の2つのアプローチがあります。
サーチコンソールでの確認手順
サーチコンソールでリダイレクトエラーを確認する手順は以下のとおりです。
確認手順
サーチコンソールにログイン
左メニューから「ページ」をクリック
「ページがインデックスに登録されなかった理由」の一覧から「リダイレクトエラー」をクリック
該当URLの一覧が表示される
各URLをクリックして詳細を確認
サーチコンソールの詳細画面では、Googlebotが最後にクロールした日時や、URL検査ツールへのリンクが表示されます。URL検査を実行すると、そのURLの現在の状態をより詳しく確認できます。
リダイレクトチェックツールでの確認
Search Consoleで問題のURLを特定したら、外部ツールでリダイレクトの詳細を確認します。確認すべきは「HTTPステータスコード」「Locationヘッダー」「リダイレクト回数」「最終URL」の4点です。 このセクションでは、Webツール・ブラウザ拡張・コマンドラインの3つの方法を、それぞれの使い分けと具体的な見方とともに紹介します。
リダイレクトチェックで確認する4つの観点
HTTPステータスコード :301(恒久的)・302/307(一時的)・308(恒久的・メソッド保持)・3xx以外(エラー)のどれか
Locationヘッダー :転送先URLが意図通りか、不正な文字・空文字が混入していないか
リダイレクト回数 :Googlebotが追跡する10回未満か、Mueller氏推奨の5回未満に収まっているか
最終URL :最終的に200 OKで返るURLが、サイトマップ・canonicalに記載した正規URLと一致しているか
方法1:無料のWebツール(GUIで素早く全体像を見たい人向け)
URLを貼り付けるだけでリダイレクト経路を可視化できる無料ツールです。チェーンの長さやループの有無を一目で確認できます。
比較表
ツール 特徴 使いどころ
[inSite リダイレクトチェッカー](/free-tools/redirect-checker/) 日本語UI、チェーン・ループ検出、修正用の設定コード(.htaccess等)生成まで対応 原因特定→修正コード取得まで一気にやりたいとき
[httpstatus.io](https://httpstatus.io/) 一度に複数URLをまとめてチェック可能、CSV出力対応 サイト移転時など複数URLを一括検証したいとき
[Redirect Checker](https://www.redirect-checker.org/) UA(PCモバイル、Googlebot等)を切り替えてチェック可能 UA別に挙動が変わるかを切り分けたいとき
[wheregoes.com](https://wheregoes.com/) 転送経路をフロー図で表示 多段階リダイレクトを視覚的に把握したいとき
結果画面では各ステップの「ステータスコード」と「Location」が一覧表示されます。次の3パターンを意識して読み解きます。
結果画面の読み解きパターン
正常 :1〜数回の301/302→最終的に200 OK で着地
チェーン過多 :301→301→301…が10回以上続く、最後まで200に到達しない
ループ :同じURLが2回以上登場する(A→B→A など)
方法2:ブラウザ拡張機能(普段の閲覧時にチェックしたい人向け)
ページを開いた瞬間にリダイレクト情報を確認できる拡張機能です。日常的にSEO作業をしているなら入れておくと便利です。
Redirect Pathは、ページを開くたびに「301/302/410」などのステータスコードバッジをツールバーに表示します。バッジをクリックすると、転送経路の詳細(URL・ステータスコード・Locationヘッダー)を確認できます。社内チェック・他社サイトの調査でも素早く使えます。
方法3:コマンドラインでの確認(複数URLをスクリプトで一気に検証したい人向け)
curl コマンドを使えば、リダイレクト経路の各ステップでHTTPヘッダーを確認できます。WebツールやGUIに依存せず、CI・シェルスクリプトに組み込みやすいのが利点です。
Windowsならコマンドプロンプト(PowerShell)、Mac/Linuxならターミナルを開き、以下のように打ち込んで実行します。
(https://example.com/old-page の部分はチェックしたいURLに置き換えてください。)
curl -I -L https://example.com/old-page
よく使うcurlオプション
-I:HTTPヘッダーだけ取得(本文をダウンロードしない)
-L:リダイレクトを自動で追跡する
-A "Mozilla/5.0 ...":ユーザーエージェントを指定(Googlebotで挙動を確認したい場合)
-w "%{http_code}\n%{url_effective}\n%{redirect_url}\n":最終ステータス・到達URL・転送先URLだけ抜き出す
出力例
HTTP/1.1 301 Moved Permanently
Location: https://example.com/new-page
HTTP/1.1 301 Moved Permanently
Location: https://example.com/final-page
HTTP/1.1 200 OK
この出力から、リダイレクトが2回発生していること(チェーンが2ホップ)と、最終的に https://example.com/final-page で200 OKを返していることが分かります。Location ヘッダーを順に追えば、各ステップの転送先URLが確認できます。
Googlebotの視点で挙動を確認したい場合は、ユーザーエージェントを指定して実行します。
curl -I -L -A "Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)" https://example.com/old-page
UAによってリダイレクトの挙動が変わる(モバイル用に301転送している、Googlebotだけ別URLに送っているなど)と、Search Console上のエラー再現条件が見えてきます。
4つの観点別のチェックポイントまとめ
3つの方法のうちどれを使う場合も、見るべき観点は共通です。チェック結果を次の表で照らし合わせると、原因を素早く分類できます。
比較表
観点 OKの基準 NGのサイン 対処方針
ステータスコード 301/302/308で最後は200 3xx以外(4xx/5xx)で終わる 転送先URL自体の問題を確認
Locationヘッダー 意図した転送先URLが入っている 空・不正な文字・想定外URL サーバー設定ファイル/CMSのリダイレクトルールを修正
リダイレクト回数 1〜5回程度で着地 10回以上続く、または無限ループ 中間リダイレクトを統合して最終URLへ直接転送
最終URL サイトマップ・canonicalと一致 想定外のURLで終わる 正規URLを確定してリダイレクトと内部リンクを揃える
.htaccess やCMSのリダイレクトルールを修正した後は、必ずこの観点で再確認してから、本記事後半の「Search Console側のタイムラグで自然解消するケース」で紹介する再評価フローに進みましょう。
リダイレクトエラーの対処法【原因別】
原因を特定したら、それぞれの原因に応じた対処を行います。
この章では前述の4つの原因に対応する形で、具体的な修正方法を紹介します。
リダイレクトチェーンが長すぎる場合の対処法
1つ目の原因「リダイレクトチェーンが長すぎる」場合の対処法は、中間のリダイレクトを削除して最終URLへ直接リダイレクトすることです。
例えば、リダイレクトがA→B→C→Dとなっている場合は、A→Dへ直接リダイレクトするように変更します。
.htaccessでの修正例
# 修正前(チェーンが発生)
Redirect 301 /old-page-a /old-page-b
Redirect 301 /old-page-b /old-page-c
Redirect 301 /old-page-c /new-page
# 修正後(直接リダイレクト)
Redirect 301 /old-page-a /new-page
Redirect 301 /old-page-b /new-page
Redirect 301 /old-page-c /new-page
WordPressの場合
WordPressでRedirectionプラグインを使用している場合は、プラグインの管理画面でリダイレクトルールを確認し、中間のリダイレクトを削除または統合しましょう。
リダイレクトループの対処法
2つ目の原因「リダイレクトループが発生している」場合の対処法は、ループの原因となっている設定を特定して修正することです。
確認すべきポイント
.htaccessの確認 複数のリダイレクトルールが競合していないか、SSL強制とwww統一のルールが衝突していないか
WordPressの場合 wp-config.phpのWP_HOMEとWP_SITEURLを確認。プラグインを一時的にすべて無効化してテスト。テーマのfunctions.phpにリダイレクト処理がないか確認
サーバー設定 ApacheやNginxの設定ファイルを確認。CDN(Cloudflareなど)のSSL設定を確認
wp-config.phpでの確認例
define ( 'WP_HOME' , 'https://example.com' );
define ( 'WP_SITEURL' , 'https://example.com' );
この設定でhttpとhttpsが混在していたり、www有無が統一されていないと、それがループの原因になります。
URL最大長超過の対処法
3つ目の原因「リダイレクトURLがURL最大長を超えた」場合の対処法は、URLを短くすることです。
対処方法
不要なパラメータを削除する
トラッキングパラメータの付与方法を見直す
URLの構造自体を簡潔にする
必要に応じてURL短縮を検討する
パラメータが自動付与される仕組みになっている場合は、その仕組み自体を見直すことも検討しましょう。
不正/空URLの対処法
4つ目の原因「リダイレクトに不正または空のURLがある」場合の対処法は、設定ファイルを確認してURLを正しく修正することです。
確認ポイント
.htaccessやサーバー設定ファイルのリダイレクト先URLに記述ミスがないか
Locationヘッダーに正しい値が設定されているか
URLに日本語や特殊文字が含まれている場合、正しくエンコードされているか
空白文字が混入していないか
設定ファイルを修正したら、リダイレクトチェッカーツールで動作を確認しましょう。
WordPress環境でリダイレクトエラーが発生した場合の対処
WordPress運営のサイトでは、テーマ・プラグイン・URL設定の組み合わせによってリダイレクトループが発生しやすいパターンがあります。 原因別に4パターンの対処法を整理します。
パターン1:URL設定(パーマリンク・サイトURL)が原因
サイトURLとパーマリンクの設定不一致でループが発生するケースです。wp-config.php に次のコードを追加して、サイトURLを明示的に固定します。
define ( 'WP_HOME' , 'https://example.com' );
define ( 'WP_SITEURL' , 'https://example.com' );
その後、WordPress管理画面の「設定 → 一般」でURLを修正し、「設定 → パーマリンク設定」で「変更の更新」をクリックして再生成します。.htaccess のパーミッション (644等) も確認してください。
パターン2:プラグインが原因
キャッシュ・モバイル切替・リダイレクト管理系のプラグインが他の設定と競合してループを引き起こすケースがあります。
よく原因になるプラグイン例
W3 Total Cache :サイトURLにwwwを追加すると解決することがあります
WPtouch :モバイル切替時のリダイレクトが他プラグインと競合するケース
Redirection :リダイレクトルールの誤設定。「Redirections」一覧で循環がないか確認
該当しそうなプラグインを一旦無効化して、エラーが消えるかを切り分けます。
パターン3:WordPress本体・テーマの関数が原因
WordPressには類似URLを推測して別URLへ自動転送する「canonical redirect」機能があります。これがループを引き起こしている場合、テーマの functions.php に次のコードを追加して停止できます。
remove_filter ( 'template_redirect' , 'redirect_canonical' );
ただしURL正規化のメリットも失われるため、他のパターンで解決しない場合の最終手段にしてください。
パターン4:HTTPS化でリダイレクトループが発生
HTTPS化(SSL移行)後にHTTPS↔HTTPの無限ループが発生するケースです。wp-config.php の末尾に次のコードを追加し、HTTPSを強制します。
$_SERVER[ 'HTTPS' ] = 'on' ;
$web_site = 'example.com' ;
$web_site_url = 'https://' . $web_site;
define ( 'WP_HOME' , $web_site_url);
define ( 'WP_SITEURL' , $web_site_url);
define ( 'FORCE_SSL_LOGIN' , true );
define ( 'FORCE_SSL_ADMIN' , true );
example.com を実際のドメインに置き換えてください。
注意
`wp-config.php` や `functions.php` を編集する前に必ずバックアップを取りましょう
ループ発生中に管理画面にアクセスできない場合は、FTP・SSH・サーバーのファイルマネージャーから直接修正します
修正後はリダイレクトチェッカーで200で返ることを確認しましょう
Search Console側のタイムラグで自然解消するケース
リダイレクトエラーを修正したのに、Search Consoleのステータスが「リダイレクトエラー」のまま残ることがあります。多くはSearch Console側のタイムラグで、時間経過とともに自然解消します。
修正済みかどうかを確認する手順は次のとおりです。
STEP 1
対象URLをリダイレクトチェッカーで実機確認
[リダイレクトチェッカー](/free-tools/redirect-checker/)に対象URLを入力し、最終的に200で返るか、リダイレクト回数が10回未満かを確認します。問題なければ修正は完了しています。
STEP 2
Search ConsoleのURL検査でライブテスト
URL検査ツールで対象URLを開き、「公開URLをテスト」を実行します。「URLはGoogleに登録できます」と表示されれば修正完了しています。
STEP 3
「インデックス登録をリクエスト」で再評価を依頼
ライブテストで問題なければ「インデックス登録をリクエスト」を実行します。GSC上のステータス反映は数日〜数週間かかります。
STEP 4
数週間待ってもステータスが残る場合は「修正を検証」を依頼
インデックスカバレッジレポートで「修正を検証」をクリックすると、Google側で再クロール・再評価が行われます。
修正が完了していて、上記の手順を踏んでいれば、表示が残っていても放置で問題ありません。
リダイレクト設定していないのにSearch Consoleで「リダイレクトエラー」と表示される場合
サイト側ではリダイレクトを設定していないのに、Search Consoleで「リダイレクトエラー」と表示されるケースがあります。 このときはGoogle側の判定ズレを疑います。
一般的に判定ズレが起きやすいのは、次のような状況です。
Google側の判定ズレが起きやすいケース
CDN・WAFのアクセス制御が一時的に効き、Googlebotが別URLに案内された可能性がある
HTTPS化やドメイン統一の直後で、Google側にキャッシュされた旧判定が残っている
サイトマップ・canonical・hreflangのシグナルが一時的に矛盾していた
確認と対処の手順
STEP 1
対象URLをリダイレクトチェッカーで確認
[リダイレクトチェッカー](/free-tools/redirect-checker/)等でURLを実機チェックし、本当に200で返っているか確認します。リダイレクトが実在しないなら、Google側の判定ズレの可能性が高いです。
STEP 2
Search ConsoleのURL検査でライブテスト
URL検査で「公開URLをテスト」を実行し、Googleが現時点で見ている状態を確認します。
STEP 3
問題なければ「インデックス登録をリクエスト」
ライブテストで問題なければ、URL検査画面から「インデックス登録をリクエスト」を実行します。数日〜数週間でGoogle側の判定が更新されます。
リダイレクトエラーによるSEOへの影響
リダイレクトエラーを放置すると、SEOにどのような影響があるのでしょうか。
この章では、リダイレクトエラーがSEOに与える主な影響を3つの観点から解説します。
クロール効率の低下
Googlebotがリダイレクトエラーに遭遇すると、そのURLのクロールにリソースを消費します。
エラーが多いサイトでは、クロールバジェットが無駄に消費され、Googlebotが重要なページをクロールする頻度が下がる可能性があります。
インデックス登録への影響
リダイレクトエラーが発生しているURLは、Googleのインデックスに登録されません。
リダイレクト先のページをインデックスさせたい場合は、エラーを解消する必要があります。
ユーザー体験の悪化
リダイレクトループが発生している場合、ユーザーはページにアクセスできません。
リダイレクトチェーンが長い場合も、ページの読み込みに時間がかかり、ユーザーの離脱率が上がる可能性があります。
以前は、リダイレクトによってPageRankが減少すると言われていました。
しかし、GoogleのGary Illyes氏は2016年に以下のように発言しています。
“30x redirects don’t lose PageRank anymore.”
(和訳)30x系のリダイレクトでは、もはやPageRankは失われません。
現在は、301リダイレクトによるPageRankの損失はないとされています。
ただし、リダイレクトエラーが発生している状態では、そもそもPageRankが正しく引き継がれない可能性があるため、エラーの解消は重要です。
リダイレクトエラーを予防する方法
リダイレクトエラーを予防するには、設定時に「適切に設定すること」と「定期的にチェックすること」が重要です。
まず、リダイレクト設定時には、以下のポイントを抑えたうえで設定するようにしましょう。
リダイレクト設定のポイント
直接リダイレクト(1ホップ)を優先する 中間ページを経由せず、旧URLから新URLへ直接リダイレクトする
ステータスコードを使い分ける 恒久的なURL変更には301、一時的な変更には302を使用する
設定後は必ず動作確認する リダイレクトチェッカーツールで意図どおりに動作しているか確認する
既存ルールとの競合をチェックする 新しいルールを追加する前に、既存のルールと競合しないか確認する
また、リダイレクトエラーは、予期せぬタイミングで発生することがあります。
そのため、サーチコンソールのインデックスカバレッジレポートを週1回程度確認し、リダイレクトエラーが新たに発生していないかチェックする習慣をつけましょう。
サーチコンソールのメール通知を有効にしておけば、問題発生時にすぐ気づくことができます。
(注意)サイトリニューアルやURL構造の変更時はエラーが発生しやすい
サイトリニューアルやURL構造の変更時は、リダイレクトエラーが発生しやすいタイミングです。
以下のチェックリストに沿って進めることで、エラーを防げます。
サイトに変更を加えるときの手順
旧URLから新URLへのリダイレクトマップを作成する
既存のリダイレクトルールと新規ルールの競合を確認する
移行後にリダイレクトチェッカーで全URLをテストする
サーチコンソールで数日後にエラーが発生していないか確認する
特に大規模なサイト移行では、事前のマッピング作成と移行後のテストを必ず実施するようにしましょう。
よくある質問
リダイレクトエラーを放置するとどうなりますか?
リダイレクトエラーを放置すると、クロール効率の低下、インデックス登録の遅延、ユーザー体験の悪化につながります。 特にリダイレクトループの場合は、ユーザーがページにアクセスできなくなるため、早急な対応が必要です。
リダイレクトエラーと「ページにリダイレクトがあります」の違いは何ですか?
リダイレクトエラーはリダイレクト処理に問題があり、修正が必要な状態です。
一方、「
ページにリダイレクトがあります 」はリダイレクトが正常に機能していることを示す情報で、対処は不要です。
リダイレクトエラーを修正した後、どのくらいで反映されますか?
修正後は、サーチコンソールの「修正を検証」をリクエストしましょう。 通常、数日から数週間でGoogleが再クロールし、ステータスが更新されます。反映までの期間はサイトの規模やクロール頻度によって変わるため、焦らず待ちましょう。
表のステータスすべてを、毎日のクロールで自動チェック。
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その他のインデックスステータス一覧
その他のインデックスステータスの一覧を以下の表にまとめました。他のエラーや除外が発生している方は参考にしてください。
なお、全ステータスについて詳しく解説しているのは「インデックスカバレッジとは?全ステータスの意味と対処法を解説 」です。
また、インデックスに登録されないページ数を確認する方法はインデックスに登録されていないページ数の確認方法と対処法・放置OKの判断基準 を参考にしてください。
無料ツールでリダイレクトをチェック
URLを入力するだけでリダイレクトチェーンを可視化できる無料ツールを公開しています。チェーン・ループ・ステータスコードの問題を一目で確認できます。
inSite HTTPレスポンスヘッダーチェッカー URLを入力するだけでHTTPレスポンスヘッダーを取得・分析。ステータスコード・X-Robots-Tag・セキュリティヘッダー・キャッシュ設定を一目で確認。
まとめ
リダイレクトエラーは、Googleがリダイレクト処理を正常に完了できなかったときに発生するエラーです。
この記事のポイント
リダイレクトエラーはGoogleがリダイレクト処理を正常に完了できない状態
原因はチェーン過多・ループ・URL最大長超過・不正URLの4つ
正常なリダイレクト処理とは異なり、必ず修正が必要なエラー
サーチコンソールとリダイレクトチェックツールで原因を特定できる
放置するとインデックス未登録やクロール効率低下につながる
まずはサーチコンソールで自サイトにリダイレクトエラーが発生していないか確認してみてください。
エラーが見つかった場合は、この記事で紹介した方法で原因を特定し、対処しましょう。