この記事のポイント
  • 「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」はエラーではなく「有効」ステータスに分類される
  • ほとんどの場合SEOへの悪影響はなく、焦って対処する必要はない
  • 主な原因はサイトマップへのURL未記載・URL不一致・HTML形式の誤使用
  • 重要ページがサイトマップに含まれていない場合は対処を推奨
  • サイトマップは直接のランキング要因ではないが、クロール効率の面で整備しておくことが望ましい

「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」は、エラーではありません。

Google Search Consoleでこのメッセージを見て「何か問題が起きたのか?」と不安になった方もいるかもしれませんが、ほとんどの場合、SEOへの悪影響はなく、焦って対処する必要はありません。

ページは正常にインデックス登録されており、Googleの検索結果にも表示される状態です。 サイトマップに含まれていないだけなので、深刻な問題ではありません。

ただし、集客に重要なページがサイトマップから漏れていたり、大量のURLでこのステータスが出ている場合は、対処したほうがよいケースもあります。

この記事では、Google公式情報と専門家の見解に基づき、原因の特定方法から対処が必要なケース・不要なケースの判断基準、具体的な対処手順まで解説します。

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「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」とは

「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」は、Google Search Consoleのページインデックス登録レポートに表示されるステータスの一つです。

Googleがサイトマップ以外の経路(内部リンクや外部リンクなど)でURLを発見し、インデックス登録した状態を示しています。

Search Consoleの左メニュー「インデックス作成」→「ページ」から確認できます。「ページがインデックスに登録されなかった理由」の下にある「インデックスに登録済み」カテゴリに表示されます。

なお、2024年12月のUI変更により、新しい画面では「Unsubmitted pages only」内の「Indexed」という名称に変わっています。旧画面と表示が異なっていても、意味は同じです。

このステータスはエラーではありません。Google公式のステータス分類(有効 / 警告 / エラー / 除外)の中で「有効」に分類されます。サイトマップに含まれていないだけで、ページ自体は正常に検索結果に表示される状態です。

Conductorも「ほとんどの場合、大きな問題ではない」と明記しています。

インデックスカバレッジの全ステータスについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事 インデックスカバレッジとは?全ステータスの意味と対処法を解説

このステータスが表示される4つの原因

このステータスが表示される原因は、大きく4つに分けられます。

自分のケースがどれに該当するかを確認して、対処の要否を判断しましょう。

4つの原因
  • サイトマップにURLが記載されていない
  • サイトマップのURLと実際のURLが異なる
  • サイトマップがHTML形式で作成されている
  • Google Search Consoleの一時的な不具合

サイトマップにURLが記載されていない

最も一般的な原因です。

新規ページを公開した際にXMLサイトマップが自動更新されていなかったり、そもそもサイトマップ自体を作成・送信していないケースが該当します。CMSのサイトマップ自動生成機能が無効になっている場合にも起こります。

なお、Google公式ドキュメントでは、500ページ以下の小規模サイトであればサイトマップは基本的に不要としています。小規模サイトでこのステータスが表示されていても、問題になることはほとんどありません。

サイトマップのURLと実際のURLが異なる

サイトマップに記載したURLと、Googleが実際にインデックスした正規URLが一致しないケースです。

よくある不一致のパターンとして、以下のようなものがあります。

  • http://https:// の違い
  • www の有無
  • 末尾スラッシュの有無(/page/page/
  • 日本語URLとエンコード済みURLの不一致

たとえば、サイトマップに https://example.com/page と記載しているのに、実際のURLが https://example.com/page/ であれば、Googleは別のURLとして扱います。Search Consoleの「URL検査」で正規URLを確認し、サイトマップの記載と一致しているかチェックしてみてください。

サイトマップがHTML形式で作成されている

XMLサイトマップではなく、HTMLサイトマップをSearch Consoleに送信しているケースです。

HTMLサイトマップは訪問者向けのページ一覧であり、検索エンジン向けのXMLサイトマップとは役割が異なります。

XMLサイトマップとHTMLサイトマップの違い
  • XMLサイトマップ
    検索エンジン向け。URL・更新日・優先度などを記述したXML形式のファイル。Search Consoleから送信する
  • HTMLサイトマップ
    ユーザー向け。サイト内のページ一覧をHTML形式で表示するWebページ。Search Consoleへの送信には使えない

Google Search Consoleの一時的な不具合

Google Search Console側の一時的なバグやデータ処理の遅延により、サイトマップに含まれているURLでもこのステータスが表示されることがあります。

サイトマップの送信状況を確認しても問題が見当たらない場合は、GSCの一時的な不具合の可能性が高いです。数日〜数週間で自然に解消されることが多いため、しばらく様子を見てみましょう。

対処が必要なケースと不要なケース

このステータスが表示されていても、すべてのケースで対処が必要なわけではありません。

「放置してよいケース」と「対処すべきケース」を明確に分けて判断することが大切です。

対処不要なケース

以下に該当する場合は、基本的に放置して問題ありません。

対処不要なケース
  • 問い合わせ完了ページ、検索結果0件ページ、管理画面、テストページなど、そもそもサイトマップに含める必要がないページ
  • 意図的にサイトマップから除外しているページ
  • ごく少数のURL(数件〜十数件程度)のみが該当している場合
  • URL検査ツールで「有効」と表示されている場合
  • サイトマップの送信状況に問題がなく、GSC側の一時的な不具合と考えられる場合

これらのケースでは、インデックス自体は正常に行われているため、SEOへの悪影響はありません。

対処が必要なケース

一方、以下に該当する場合は対処を検討しましょう。

対処が必要なケース
  • 集客やコンバージョンに重要なページがサイトマップに含まれていない場合
  • 大量のページ(数百件以上)がこのステータスに該当している場合
  • サイトマップ自体を作成・送信していない場合
  • 身に覚えのないURLがインデックスされている場合(セキュリティリスクの可能性)

特に、見覚えのないURLがインデックスされている場合は注意が必要です。サイトがハッキングされて不正なページが作成されている可能性があるため、速やかにセキュリティチェックを行ってください。

具体的な対処法

基本的な流れは「サイトマップにURLを追加 → Search Consoleで再送信 → 反映を確認」の3ステップです。

それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。

XMLサイトマップに該当URLを追加する

STEP 1
サイトマップの現状を確認する
Search Consoleの「サイトマップ」メニューから、送信済みのサイトマップURLを確認します。サイトマップのURLにアクセスして、該当ページのURLが含まれているかチェックしてください。
STEP 2
サイトマップにURLを追加する
WordPressの場合は、コアのサイトマップ機能(/wp-sitemap.xml)が自動生成するため、通常は追加対応は不要です。反映されない場合はYoast SEOなどのSEOプラグインの設定を確認してください。

静的サイトやその他のCMSでは、サイトマップ生成ツールの設定を見直すか、手動でXMLサイトマップにURLを追加します。URLは絶対パスで記述し、UTF-8エンコーディングであることを確認しましょう。

サイトマップをSearch Consoleで再送信する

STEP 3
Search Consoleからサイトマップを送信する
Search Console左メニュー「サイトマップ」を開き、サイトマップのURLを入力して「送信」をクリックします。既に送信済みの場合は、一度削除してから再送信する方法も有効です。

サイトマップの送信方法について詳しくは、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事 サーチコンソールでインデックス登録をリクエストする方法【確認・対処法も解説】

Google公式のサイトマップレポートヘルプも参考になります。

対処後の確認方法

サイトマップを再送信した後、ステータスが反映されるまでには数日〜数週間かかります。

URL検査ツールで個別ページのインデックス状況を確認し、「有効」と表示されていれば問題ありません。

反映には時間がかかる
  • サイトマップ再送信後、すぐにステータスが変わるわけではありません
  • 数日〜数週間は様子を見てください
  • 数週間経っても変わらない場合は、サイトマップのフォーマットやURLの一致を再確認しましょう

インデックス数の全体的な確認方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事 【インデックス数の調べ方3選】各手法の正確さと増えない時の対処法

このステータスがSEOに与える影響

このステータスが表示されているからといって、SEOに大きな悪影響が出ることはありません。

ただし、サイトマップを整備しておくことにはメリットがあります。直接的な影響と間接的な影響を分けて見ていきましょう。

検索順位への直接的な影響はない

Googleの Gary Illyes氏は「サイトマップはヒントであり、命令ではない」と述べています

サイトマップの有無が検索順位に直接影響することはありません。このステータスが表示されていても、そのページの検索順位が下がるわけではないので安心してください。

クロール効率への間接的な影響がある

一方で、GoogleのJohn Mueller氏は「サイトマップはあらゆる本格的なウェブサイトにとって最低限のベースライン」と述べており、サイトマップの整備を推奨しています。

直接のランキング要因ではないものの、以下の点でクロール効率に間接的な影響があります。

  • 新規ページの発見が早まる
  • 大規模サイトでのクロール効率が向上する
  • lastmodタグにより、更新したページが優先的にクロールされる

ただし、辻正浩氏(JADE)は「不完全なサイトマップは蛇足になりうる」とも警告しています。サイトマップを送信するなら、正確な内容を保つことが重要です。

よくある質問

「サイトマップ 該当なし」と表示されるのはなぜですか?
Search Consoleでサイトマップ自体を送信していない場合、すべてのインデックス済みページが「サイトマップ 該当なし」として表示されます。

サイトマップの送信が必要かどうかは、サイトの規模で判断しましょう。Google公式基準では、500ページ以下のサイトであればサイトマップは基本的に不要です。
このステータスが大量のURLに表示されている場合はどうすればよいですか?
まずサイトマップが正しく送信されているかを確認してください。送信済みなのに大量に表示される場合は、サイトマップのURL形式(http / https、www有無、末尾スラッシュ)が実際のページと一致しているかチェックしましょう。

身に覚えのないURLが含まれている場合は、セキュリティ侵害の可能性もあるため、速やかに調査してください。
サイトマップを送信してもステータスが変わらないのですが?
サイトマップの再送信後、Googleがクロール・処理するまでには数日〜数週間かかります。

数週間経っても変わらない場合は、サイトマップのフォーマット(XML形式かどうか)やURLの一致を再確認してみてください。
他のインデックスステータス(「クロール済み - インデックス未登録」など)との違いは?
「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」は、インデックス自体は正常に完了しており、検索結果にも表示される状態です。

一方、「クロール済み - インデックス未登録」や「検出 - インデックス未登録」はインデックス自体がされていないため、対処の優先度が異なります。本ステータスよりもこれらのほうが優先的に対処すべきです。

まとめ

この記事のポイント
  • 「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」はエラーではなく「有効」ステータスに分類される
  • ほとんどの場合SEOへの悪影響はなく、焦って対処する必要はない
  • 主な原因はサイトマップへのURL未記載・URL不一致・HTML形式の誤使用
  • 重要ページがサイトマップに含まれていない場合は対処を推奨
  • サイトマップは直接のランキング要因ではないが、クロール効率の面で整備しておくことが望ましい

まずはURL検査ツールで、該当ページが「有効」になっているかを確認してみてください。集客に重要なページがサイトマップに含まれていなければ、追加して再送信しておきましょう。

他のインデックスステータスについては、以下の記事で一覧にまとめています。

関連記事 インデックスカバレッジとは?全ステータスの意味と対処法を解説

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inSite(インサイト)

サイト内のページのインデックス状態を毎日自動でチェック。サイトマップに含まれていないページの把握も効率的に行えます。

inSiteのインデックス状態チェック機能のダッシュボード

1ページずつURL検査をしなくても、inSiteならインデックス状態を常に把握できます。

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