「検出–インデックス未登録」を解消する5つの対策と「クロール済み」との違い

「検出 – インデックス未登録」とは、GoogleがURLを発見したものの、まだクロールしていない状態を示すステータスです。

Google公式ヘルプによると「サイトに過負荷がかかると予想されたため、クロールを再スケジュールした」状態とされています。
つまり、Googleはあなたのページを認識しているが、まだ中身を見に来ていないということです。

Search Consoleでこのステータスを見つけて「対処が必要なのか」「放置していいのか」と不安になった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Google公式情報とJohn Mueller氏やGary Illyes氏の発言をもとに、原因の特定方法から具体的な対処法まで解説します。

Google公式情報と担当者の発言を中心に解説していきます。

SEOを推進するうえで、インデックスの状態とインデックスされない理由を把握しておくのは重要です。

インデックスの状況は、サイトやページを改善するうえで重要な判断基準となるからです。

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この機能により、どれだけのページがインデックスされてなくて原因は何なのか、クローラーは定期的に来ているのかといった情報を常に監視することができます。

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1ページずつURL検査をしなければわからないインデックス状態。
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目次

「検出 – インデックス未登録」とは?

「検出 – インデックス未登録」は、GoogleがURLの存在を認識しているが、まだページの中身をクロール(巡回・取得)していない状態を指します。

このステータスが表示されているページは、検索結果に表示される可能性がありません。
クロールされてインデックスに登録されて初めて、検索結果に表示される候補になります。

「検出 – インデックス未登録」の対処法5選

インデックスカバレッジの全ステータスについては「インデックスカバレッジの全ステータス解説」で詳しく解説しています。

Google公式の定義

Google公式ヘルプでは、以下のように定義されています。

▼英語原文

“The page was found by Google, but not crawled yet. Typically, Google wanted to crawl the URL but this was expected to overload the site; therefore Google rescheduled the crawl.”

Google公式ヘルプ

▼日本語訳

「ページは Google によって検出されましたが、まだクロールされていません。通常、Google は URL をクロールしようとしましたが、サイトに過負荷がかかると予想されたため、クロールを再スケジュールしました。」

Google公式ヘルプ

ポイントは「サイトに過負荷がかかると予想された」という部分です。
Googleはサーバーに負担をかけないよう配慮しながらクロールを行っているのです。

「検出 – インデックス未登録」が表示される仕組み

Googleがページを検索結果に表示するまでには、以下のプロセスがあります。

  1. ディスカバー(発見): サイトマップや内部リンクからURLを発見
  2. クロール(巡回): ページの中身を取得・解析
  3. インデックス(登録): 検索データベースに登録
  4. ランキング(順位付け): 検索クエリに応じて順位を決定

「検出 – インデックス未登録」は、1番目の「発見」は完了しているが、2番目の「クロール」がまだ行われていない状態です。

そのため、Search Consoleのレポートで「最終クロール日」が空白になっています。


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「クロール済み – インデックス未登録」との違い

「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」は、名前は似ていますが状態も対処法も大きく異なります。

項目検出 – インデックス未登録クロール済み – インデックス未登録
状態URLは発見されたがまだクロールされていないクロールされたがインデックスに登録されなかった
最終クロール日空白日付あり
主な原因サーバー過負荷回避、クロール優先度コンテンツ品質、重複
対処の方向クロールを促進するコンテンツ品質を改善する

「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」では、対処法の方向性が真逆である点が重要です。

  • 「検出」の場合
    → クロールを促す施策(サイトマップ送信、内部リンク強化、リクエスト)
  • 「クロール済み」の場合
    → 品質改善(コンテンツ見直し、重複解消)

間違った対処をすると時間のムダになってしまいます。
まずはSearch Consoleで「最終クロール日」を確認し、どちらのステータスなのかを正確に把握しましょう。

「クロール済み – インデックス未登録」への対処法は「『クロール済み – インデックス未登録』の原因と対処法」で詳しく解説しています。


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「検出 – インデックス未登録」の確認方法

Search Consoleを使えば、該当するURLを簡単に確認できます。

▼「検出 – インデックス未登録」の確認方法

  1. Google Search Consoleにログイン
  2. 左メニューから「ページ」(旧:カバレッジ)をクリック
  3. 「ページがインデックスに登録されなかった理由」を確認
  4. 「検出 – インデックス未登録」をクリックしてURL一覧を表示
  5. 個別URLの詳細はURL検査ツールで確認

URL検査ツールでは、最終クロール日が空白であることを確認できます。
また、「インデックス登録をリクエスト」ボタンから、Googleにクロールを依頼することも可能です。

「検出 – インデックス未登録」が理由でインデックスされていない該当URLの数や、サイト全体の状況については「インデックスに登録されていないページ数の確認方法」も参考にしてください。


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「検出 – インデックス未登録」になる5つの原因

このステータスが表示される原因は主に5つあります。
自サイトがどれに該当するか確認してみてください。

原因1:サーバー過負荷の回避(Google公式)

「検出 – インデックス未登録」が発生する1つ目の原因は、Googleのサーバーの過負荷を回避するためです。

Google公式が唯一明記している原因が「サーバー過負荷の回避」です。

Googleはサイトのサーバーに過度な負担をかけないよう、クロール速度を調整しています。
サーバーのレスポンス速度が遅い場合や、大規模サイトでは特にこの状況が発生しやすくなります。

サーバーの応答速度を改善することで、クロール頻度が向上する可能性があります。

原因2:クロール優先度が低いと判断された

「検出 – インデックス未登録」が発生する2つ目の原因は、クロール優先度が低いと判断されることです。

Googleはすべてのページを同じ優先度でクロールしているわけではありません。

John Mueller氏は以下のように述べています。

“In most cases though, it’s more about overall website quality.”
(ほとんどの場合は、全体的なウェブサイトの品質に関するものです。)

URL階層が深い、内部リンクが少ないなどの理由で、そのページの優先度が低いと判断されている可能性があります。

原因3:サイト全体の評価・ドメインパワー不足

「検出 – インデックス未登録」が発生する3つ目の原因は、サイト全体の評価・ドメインパワーが不足していることです。

サイト全体の品質評価がクロール優先度に影響を与えます。

John Mueller氏によると、

“And especially with a newer website, if you have a lot of content, then I would assume that it’s expected that a lot of the new content for a while will be discovered and not indexed.”
(特に新しいウェブサイトでは、多くのコンテンツがある場合、しばらくの間は多くの新しいコンテンツが「検出されているがインデックスされていない」状態になることが予想されます。)

新規サイトや、まだ評価が十分でないサイトでは、クロール頻度が低くなる傾向があります。

原因4:内部リンクが不足している

「検出 – インデックス未登録」が発生する4つ目の原因は、内部リンクが不足していることです。

Googleはリンクをたどってページを発見・クロールします。

どこからもリンクされていない「孤立したページ(オーファンページ)」は、優先度が低くなりがちです。
重要なページからのリンクがないと、Googleに認識されにくくなります。

内部リンクの効果的な設置方法については「内部リンクの効果とSEOに強い貼り方」で解説しています。


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原因5:新規サイト・新規ページでまだクロール待ち

「検出 – インデックス未登録」が発生する5つ目の原因は、新規サイト・新規ページでまだクロール待ちであることです。

新規ページは単純にクロール待ちの状態である可能性もあります。

John Mueller氏は解決までの期間について、

“That can be forever”
(永遠にかかることもあります)

と述べる一方で、時間経過で自然に解決するケースも多いと説明しています。


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「検出 – インデックス未登録」の対処法5選

原因を把握したら、適切な対処法を実行しましょう。優先度の高い順に5つの対処法を紹介します。

対処法1:XMLサイトマップを送信する

「検出 – インデックス未登録」を解消するための方法1つ目は、XMLサイトマップを送信することです。

サイトマップは、サイト内のURLをGoogleに伝える最も基本的な方法です。

▼手順

  1. XMLサイトマップを作成(WordPressなら各種プラグインで自動生成可能)
  2. Search Console > サイトマップから送信
  3. 新規ページ追加時はサイトマップを更新して再送信

サイトマップを送信しても即座にクロールされるわけではありませんが、URLの存在をGoogleに確実に伝えることができます。

対処法2:URL検査からインデックス登録をリクエスト

「検出 – インデックス未登録」を解消するための方法2つ目は、URL検査からインデックス登録をリクエストすることです。
これは、個別URLのクロールを直接リクエストする方法です。

▼手順

  1. Search ConsoleのURL検査にURLを入力
  2. 「インデックス登録をリクエスト」をクリック

ただし、1日あたり10件程度の制限があるため、大量のURLには不向きです。
優先度の高いページに限定して使用しましょう。

対処法3:内部リンクを見直す

「検出 – インデックス未登録」を解消するための方法3つ目は、内部リンクを見直すことです。

クロールを促進するために効果的な方法が内部リンクの強化です。

▼具体的な施策

  • トップページや主要ページから対象URLへリンクを追加
  • カテゴリページや関連記事からの導線を作る
  • パンくずリストを活用して階層構造を明確にする

内部リンクの状況はブラックボックス化しがちでなかなか確認しづらいかもしれません。
そんなときは、サイト管理・内部リンク管理ツール「inSite(インサイト)」のようなツールを活用すると、簡単に内部リンクの状況を把握できます。

サイト管理・内部リンク管理ツール「inSite(インサイト)」の内部リンク管理画面
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対処法4:クロールバジェットを最適化する

「検出 – インデックス未登録」を解消するための方法4つ目は、クロールバジェットを最適化することです。

大規模サイトでは、クロールバジェット(Googleがサイトに割り当てるクロールリソース)の最適化が有効です。

Google公式ドキュメントによると、以下のサイトが対象となります。

  • 100万ページ以上の大規模サイト(週1回程度の更新頻度)
  • 1万ページ以上の中規模サイト(毎日更新)

具体的には、以下のような施策を行うのがおすすめです。

  • 不要なページのnoindex化
  • robots.txtでのクロール制御
  • 重複ページの正規化(canonical)

対処法5:Indexing APIを活用する

「検出 – インデックス未登録」を解消するための方法5つ目は、Indexing APIを活用することです。

Indexing APIとは、求人サイトやニュースサイトのみで利用できるGoogle公式のAPIです。
Indexing APIを使用すると、Googleに直接インデックス登録を通知できます。

ただし、現時点では対象コンテンツが限定されています。

▼対象コンテンツ

  • 求人情報(JobPosting)
  • ニュース系(BroadcastEvent)

上記以外のコンテンツでも効果があるという報告もありますが、Google公式には推奨されていない点に注意が必要です。


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放置OK?対処必須?かどうかの判断基準

すべての「検出 – インデックス未登録」に対処が必要なわけではありません。
状況に応じた判断基準を解説します。

▼放置しても問題ないケース

以下に該当する場合は、しばらく様子を見ても問題ないでしょう。

  • 新規サイト・新規ページで1〜2ヶ月以内
    時間経過で自然に解決することも多い
  • 該当URLが少数(全体の10%未満など)
    大きな問題ではない可能性が高い
  • 優先度の低いページ
    古いアーカイブや重要度の低いページ

John Mueller氏は品質変更の反映期間について、

“This is something more along the lines of several months and not several days.”
(これは数日ではなく、数ヶ月単位のものです。)

と述べています。

焦らず数ヶ月単位で様子を見ることも大切です。

▼早急に対処すべきケース

以下に該当する場合は、積極的な対処をおすすめします。

  • 重要なページが含まれている
    商品ページ、サービスページなど収益に関わるページ
  • 該当URLが急増している
    突然増えた場合は何らかの問題が発生している可能性
  • 既存ページが急に「検出」に変わった
    以前はインデックスされていたページが除外された

Gary Illyes氏は以下のように述べています。

“If the number of these URLs is very high that could hint at general quality issues.”
(これらのURLの数が非常に多い場合、一般的な品質の問題を示唆している可能性があります。)

該当URLが多い場合は、サイト全体の品質を見直す必要があるかもしれません。


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よくある質問(FAQ)

ページがインデックスに登録されない要因は?

Google公式によると、主な要因は「サイトに過負荷がかかると予想された」ことです。その他、クロール優先度、サイト評価、内部リンク不足などが影響します。

インデックス登録にどのくらい時間がかかりますか?

John Mueller氏によると「数日ではなく、数ヶ月単位」とのことです。新規サイトや品質改善を行った場合は特に時間がかかります。

「検出 – インデックス未登録」と「クロール済み – インデックス未登録」の違いは?

「検出」はまだクロールされていない状態、「クロール済み」はクロール後に除外された状態です。対処法の方向性が異なり、「検出」はクロール促進、「クロール済み」は品質改善が必要です。

放置していても解決しますか?

新規ページの場合は時間経過で解決することもあります。ただし、重要なページや急増した場合は積極的な対処が必要です。


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まとめ

「検出 – インデックス未登録」について解説しました。要点を整理すると以下の通りです。

この記事のポイント
  1. 「検出 – インデックス未登録」はURLが発見されたがまだクロールされていない状態
  2. 「クロール済み」との違いを理解し、適切な対処法を選択することが重要
  3. 主な原因はサーバー過負荷回避、クロール優先度、サイト評価など
  4. 対処法はサイトマップ送信、リクエスト、内部リンク改善など
  5. 新規ページなら放置OK、重要ページや急増時は対処必須

John Mueller氏が述べているように「ほとんどの場合は、全体的なウェブサイトの品質に関するもの」です。
個別の対処法も大切ですが、サイト全体の品質向上を意識することが根本的な解決につながります。

「検出 – インデックス未登録」が発生している場合は、まずは以下のアクションから始めてみてください。

  1. Search Consoleで該当URLを確認
  2. 原因に当てはまるか診断
  3. 優先度に応じて対処法を実行

インデックスエラーに関わる内容について知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。

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