SEO記事をAIで作るときの「正解の1本」を探していませんか。本記事では、構成作成から執筆まで一気通貫で実行できるプロンプトを11ステップに分解して全公開します。Claude / ChatGPT / Gemini どれでも使える内容で、メール登録で完全自動版のパッケージも無料配布します。
「AIで記事を書いても上位に来ない」「プロンプトを集めても結局どう組み合わせればいいか分からない」。実務でAIを使う担当者なら一度はぶつかる壁ではないでしょうか。
筆者はインハウスでSEO担当を2年務め、数万ページ規模のサイトでAIを使った記事制作・リライトを大量に回してきました。プロンプトを標準化して品質のムラを解消した経験から、本当に使える「11ステップ分解型」のプロンプト群を公開します。読み終わるころには、ご自身のAIツールでSEO記事を1本書き上げられる状態になります。
AIでSEO記事を作成するプロンプト一式
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AIでSEO記事を書く全体フロー(11ステップ)
本記事のプロンプトは、構成作成7ステップ+執筆4ステップの計11ステップに分かれています。「コピペで使えるプロンプト10選」のような列挙型ではなく、実運用で回すワークフローをそのまま分解した形です。
なぜ11ステップに分けるのか
「全部入りの巨大プロンプト1本」を渡しても、AIは長すぎる指示を均等に処理できません。途中の工程で品質が落ちたり、検索意図の分析を飛ばしたりすることが起きます。
11ステップに分けると以下のメリットがあります。
- 各ステップでユーザーが内容を確認・修正できる
意図とズレた段階で気づけるので、最後に大幅な書き直しをせずに済む - AIが各ステップに集中できる
1つの指示に含まれる要素が少ない方が、AIの出力品質は安定する - 必要な部分だけ再実行できる
「検索意図分析だけやり直したい」のような部分修正がしやすい
構成作成フェーズ(STEP 1〜7)
メインキーワードを決めてから記事構成書ができるまでの7ステップです。
| STEP | 内容 | 成果物 |
|---|---|---|
| 1 | メインキーワード確認と作業準備 | 作業フォルダ |
| 2 | 入力用テンプレート作成と情報収集 | 入力情報シート |
| 3 | 既存コンテンツと内部リンク戦略 | 内部リンク戦略書 |
| 4 | 上位記事の包括的分析 | SERP分析結果 |
| 5 | 検索意図の7段階深掘り | 検索意図分析結果 |
| 6 | 信頼できる情報源とデータ収集 | 情報源リスト |
| 7 | 全データ統合の記事構成書 | 記事構成書 |
執筆フェーズ(STEP 8〜11)
記事構成書をもとに本文を書き上げる4ステップです。
| STEP | 内容 | 成果物 |
|---|---|---|
| 8 | 記事構成書の解析と執筆準備 | 解析サマリ |
| 9 | 本文執筆と内部・外部リンク設置 | 記事ドラフト |
| 10 | 品質チェックと最終レビュー | 品質チェック結果 |
| 11 | 最終成果物の出力 | 完成記事 |
ここから、各ステップで使うプロンプトを順番に解説します。
【STEP 1〜3】構成作成の準備プロンプト
最初の3ステップは「メインキーワードを決めて、必要な情報を集める」までの準備フェーズです。
【STEP 1】メインキーワード確認と作業準備
最初のプロンプトはシンプルです。AIにメインキーワードを尋ねさせ、作業用のフォルダやチェックリストを準備します。
あなたはSEO記事の構成作成と執筆を支援する専門家です。
これから全11ステップでSEO記事を作っていきます。
まず、ユーザーに以下を質問してください。
「SEO記事構成を作成します。まず、メインキーワードを教えてください。」
ユーザーから回答を受け取ったら、現在の日付(YYYYMMDD形式)とメインキーワードを使って作業フォルダ名を決めてください。
例: 「20260427_SEO対策」
合わせて、全11ステップのチェックリストを作成して進捗管理を始めてください。
【STEP 2】入力用テンプレートを埋めてもらう
STEP 2は、AI任せにできない「現場の情報」をユーザーから受け取るステップです。SERPs情報や既存記事リストは、人間が実際にGoogle検索して埋めるのが鉄則です。
入力用テンプレートをユーザーに提示して、必須項目とオプション項目を埋めてもらってください。
【必須項目】
- メインキーワード(STEP1で確定済み)
- サブキーワード
- 共起語
- コンバージョンポイント
- SERPs情報(バーティカル検索の順番、関連する質問、他の人はこちらも検索)
- 既存の関連記事・ページ
【オプション項目】
- 絶対に入れたい情報
- 強調したいポイント
- 想定読者層
- 記事のトーン
ユーザーから「入力完了」の報告を受けるまで待機してください。
ここでユーザー入力を待つことが重要です。AIがSERPs情報を勝手に推測すると、検索意図と現実のズレが生まれます。
【STEP 3】既存記事との内部リンク戦略
STEP 3は、自社サイト内の既存記事との関係性を整理します。新規記事をピラーにするのか、サポート記事にするのか。既存記事と重複しないようどう差別化するのか。
STEP 2で収集した既存コンテンツ情報を分析してください。
各既存記事について以下を整理してください。
- タイトル
- メインキーワードとの関連度(高/中/低)
- 連携可能性(どのような形で関連付けられるか)
そのうえで、新規記事の内部リンク戦略を以下4観点で出力してください。
- コンテンツの位置づけ(ピラー/サポート/個別トピック)
- 重複回避方針
- 差別化戦略
- 連携方針(既存記事と相互にリンクする方法)
ここまでで「準備完了」。次のSTEP 4から本格的な分析に入ります。
関連記事 AIで高品質なSEO記事を作るプロンプトとワークフロー【Claude code・Gemini CLI】 →【STEP 4】上位記事の包括分析プロンプト
SEO記事を上位表示させるには、現在の上位5記事の構造を理解することが必須です。STEP 4ではAIにSERPの上位記事を読み込ませて、構造・キーワード活用・差別化機会を一気に分析させます。
メインキーワードでSERPの上位5記事を分析してください。
Web検索ツールで上位記事を取得し、ページ取得ツールで詳細を読み込んでください。
各記事について以下を出力してください。
1. 基本情報(タイトル/ディスクリプション/見出し構成全部/文字数)
2. 構造的・言語的特徴(情報構造のパターン/ボリューム傾向/視覚要素/文体)
3. キーワード活用状況(メインKW・サブKW・共起語の配置)
4. 共通して取り上げられているトピック
5. 差別化機会の総合分析
- 情報の欠落・不足
- 表現・UXの改善機会
- 信頼性・権威性の強化機会
- 長期的SEO戦略(エバーグリーン要素・更新方針)
ただ「上位記事を分析して」と頼むだけでは表層的な情報しか出ません。「差別化機会」「情報の欠落」を明示的に出させるのが質の分かれ目です。
「競合が触れていない切り口」が見つかれば、新規記事の独自ポジションが取れます。逆にここで差別化が見つからなければ、そもそもメインキーワードを変える判断もできます。
関連記事 検索意図とは?4つの分類と調べ方をインハウスSEO実務者が解説 →【STEP 5】検索意図の7段階深掘りプロンプト
SEO記事の品質は「検索意図をどこまで深掘りできるか」で決まります。STEP 5はAIに検索意図を多次元で分析させ、最終的にペルソナまで描かせます。
メインキーワードの検索意図を、以下の7段階で深掘り分析してください。
ステップ1: キーワードの分解と意味分析
ステップ2: 検索意図の階層構造分析(表層/中間/根本)
ステップ3: 5W1Hによる拡張分析(各カテゴリ最大5回答)
ステップ4: 検索行動の前後分析(検索前の状況/先行KW/検索後アクション/後続KW)
ステップ5: 文脈分析(季節性/デバイス/地域性)
ステップ6: マズロー深掘り(「なぜ?」を5回繰り返し最終的にマズローの5段階欲求のいずれかに到達)
ステップ7: 統合と本質把握
- 表層的意図の統合
- 主要な潜在的欲求パターン(3-4個)
- 最終的な価値と体験
- 検索意図の優先順位
最後に、具体的なペルソナ1名と検索シーンを描いてください。
7段階の深掘りは多く感じるかもしれませんが、「マズローの欲求段階まで降りる」のが肝です。
「料金が知りたい」(表層) → 「コストを比較したい」(中間) → 「失敗したくない」(根本) → 「上司に説明できる根拠が欲しい」(承認欲求)。ここまで降りると、リード文の共感ポイントとCV導線の設計が一気にクリアになります。
【STEP 6】信頼できる情報源収集プロンプト
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を担保するため、STEP 6で記事に引用できる素材を集めます。
メインキーワードに関連する信頼できる情報源を調査してください。
単なるURL列挙ではなく、記事に直接引用できる具体的なデータを収集します。
以下の優先度で情報源を集めてください。
1. 政府・公的機関(統計数値・調査結果・制度情報)
2. 業界団体・協会(市場規模・業界トレンド)
3. 専門家・権威者の発言(引用可能な原文)
4. 具体的な数値データ(調査期間・対象・出典付き)
5. 引用可能な研究結果
各情報源について以下を整理してください。
- URL(アクセス可能なもののみ)
- ページ最終更新日
- 引用する具体的データ
- 記事での活用方法(どの見出しでどう引用するか)
- 信頼性レベル
最後に、E-E-A-T 4要素それぞれの強化素材を整理してください。
「URL列挙ではなく、引用する具体的データまで取得する」が大事です。AIが「○○省の統計を引用すると良い」とだけ返してくると、結局自分で再調査する羽目になります。
「具体的数値」「調査期間」「ソースURL」「記事での活用シーン」までセットで出させると、執筆時にそのまま使えます。
関連記事 E-E-A-T(EEAT)とは?4つの評価基準と今日から始める対策チェックリスト →【STEP 7】記事構成書を統合するプロンプト
STEP 1〜6の全データを統合して記事構成書を作るのがSTEP 7です。ここで作る構成書が、執筆フェーズ(STEP 8〜11)の唯一の入力になります。
STEP 1〜6で集めたデータを統合し、E-E-A-T・UX・CVR要素を考慮した記事構成書を作成してください。
【出力する内容】
1. 記事基本設計(記事タイプ/タイトル案3個/メタディスクリプション案3個)
2. 構造設計(推奨H2数/想定文字数/想定読了時間/キーワード配置戦略)
3. 見出しツリー(H2-H3の階層を全部宣言)
4. 詳細記事構成(各H2について以下を記述)
- 配置理由
- 使用データ(STEP 6から)
- 外部リンク(STEP 6から)
- 内部リンク(STEP 3から)
- E-E-A-T要素(Experience/Expertise/Authoritativeness/Trustworthiness)
- UX要素(視覚的要素/スキャナビリティ/エンゲージメント)
- CVR要素(段階的信頼構築)
5. 内部・外部リンク戦略
6. 視覚的要素・UX設計
7. CVR最適化設計
【重要】見出しツリーで宣言したH3は、詳細記事構成で必ず記述してください。
見出しツリーと詳細構成の整合性が記事品質を左右します。
ここでアウトプットされる「記事構成書」がSTEP 8〜11の唯一の入力です。構成書の品質=記事の品質と言ってよいくらい重要なフェーズです。
特に「見出しツリーと詳細記事構成の整合性」を毎回チェックする習慣をつけると、執筆時の手戻りが激減します。
関連記事 SEOタイトルの付け方|文字数ルールとクリック率が上がる書き方を添削例30で解説 →【STEP 8〜11】執筆〜品質チェックの実行プロンプト
ここから執筆フェーズです。STEP 7の記事構成書を入力に、本文執筆〜品質チェック〜最終出力まで進めます。
【STEP 8】記事構成書の解析と執筆準備
STEP 7で作成した記事構成書を解析し、執筆準備をしてください。
【解析項目】
- 対象キーワード(メイン/サブ/共起語)
- 記事タイトル
- 見出し構造(H2/H3の階層と内容)
- 想定文字数
- 内部・外部リンク戦略
- E-E-A-T要素の配置
- CVR設計
【参照ナレッジ】
- 自然な日本語執筆ナレッジ(AI臭排除ルール)
- SEO品質ルール(文字数・見出し数・KD閾値)
執筆準備が整ったら、ユーザーに「次のステップに進んでください」と伝えてください。
【STEP 9】本文執筆と内部・外部リンク設置
執筆フェーズの本丸です。リード文を結論ファーストで書き、各H2の直後に必ず導入文を入れ、PREP法で本文を組み立てます。
記事構成書に従って本文を執筆してください。
【リード文】
- 1文目で記事の核となる結論を提示(結論ファースト)
- 共感→価値提示→記事全体像
【本文の絶対ルール】
- 記事構成書の見出し構造に完全準拠
- 各H2見出し直後に導入文を必ず入れる
- PREP法(結論→理由→具体例→結論)で論理的に
- 各H2末尾は自然な締めくくり(「ミニまとめ」のような表記は使わない)
【リンク設置】
- 内部リンクは記事構成書の戦略に従って設置
- 外部リンクは権威ある情報源を文脈に合わせて配置
- アンカーテキストにキーワードを含めつつ自然な日本語にする
【AI臭排除の絶対ルール】
- コロン「:」「:」使用禁止(半角・全角どちらも)
- 「セクション」という語を使わない
- emダッシュ「——」禁止
- 「たとえば」→「例えば」漢字表記
【STEP 10】品質チェックと最終レビュー
執筆した記事を以下の観点でチェックしてください。
1. ファクトチェック(情報源の信頼性・データの正確性・情報の鮮度)
2. SEO品質チェック
- 文字数(目標値以上か)
- 見出し構造(H2/H3の数とバランス)
- キーワード密度(1.0〜3.0%)
- 内部リンク数・外部リンク数
- メタディスクリプション(80〜160字)
3. E-E-A-Tチェック(Experience/Expertise/Authoritativeness/Trustworthiness)
4. AI臭排除チェック(コロン・「セクション」・H2導入文・emダッシュ)
5. 自然な日本語チェック(句読点/語尾リズム/助詞/読みやすさ)
6. リスト構造化チェック(箇条書きが適切に整理されているか)
修正点があれば箇条書きで提示してください。
【STEP 11】最終成果物の出力
最終成果物として完成記事を出力してください。
【出力内容】
- 記事タイトル
- メタディスクリプション
- 完成記事の本文全文
- 視覚的要素の提案(画像・図解の配置位置とalt案)
- 設置した内部リンク・外部リンク一覧
- SEOスコア
- 参考にした情報源
【次のアクション提案】
- CMSへの投稿準備
- 画像・図解の制作
- 公開後のパフォーマンス測定方法
- 1〜2週間後のリライト判断
執筆フェーズが完了しました。ここまでがSEO記事を1本作るときの全工程です。
一連の流れを完全自動で実行できる無料パッケージ配布
ここまで紹介した11ステップを1つにまとめたパッケージを無料配布しています。Claude / ChatGPT / Gemini それぞれで使えるよう、5つの環境別セットアップファイル付きです。メールアドレスをご登録いただくと、配布用のZIPファイルへのダウンロードリンクをお送りします。
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※ご登録いただいたメールアドレスは、本パッケージの配布とinSiteからのお知らせ以外には使用しません。
パッケージの中身
- shared-knowledge/(13ファイル)
11ステップ分のプロンプト本体+自然な日本語執筆ナレッジ - config/(2ファイル)
SEO品質ルール(seo-rules.json)+textlint設定(textlint.config.json) - environments/(5環境分の設定ファイル)
Claude Code / Claude Projects / ChatGPT Custom GPT / Gemini Gems / Codex CLI それぞれのセットアップガイド付き - SETUP_ASSISTANT.md
使いたいAIに貼り付けると、対話で導入を案内してくれる
セットアップは「AIにお任せ」で完結
配布物には「セットアップアシスタントプロンプト」が同梱されています。展開後にこのプロンプトをClaude/ChatGPT/Geminiのどれかにコピペすれば、AIがあなたの環境に合わせた設定手順を日本語UIで案内してくれます。
専門用語や英語UIで詰まることがないよう設計しているので、エンジニア経験がなくても10〜15分でセットアップ完了できます。
Claude / ChatGPT / Gemini で違う使い方のコツ
同じプロンプトでも、AIごとに得意・不得意があります。最適化のコツを環境別にまとめました。
Claude(Claude Code / Claude Projects)
Claudeは長文の構造化と論理的展開が得意です。STEP 5(検索意図分析)やSTEP 7(記事構成書)のような複雑な構造化タスクで力を発揮します。
- Claude Code
ターミナルでファイル操作と組み合わせると、中間成果物の自動保存ができて作業がスムーズ - Claude Projects
Custom Instructions欄が約20万字まで入るので、プロンプト全文を直接設定できる
ChatGPT(Custom GPT)
ChatGPTは具体例の生成と多様な切り口の提案が得意です。STEP 4(上位記事分析)やSTEP 9(本文執筆)で具体性が出ます。
- Instructions欄が8,000字制限のため、長いプロンプトはKnowledgeファイルに分割するのがコツ
- Web Browsing機能をONにしないと、STEP 4の上位記事分析ができない
- Canvas機能を使うと、長い記事本文を編集しやすい
Gemini(Gemini Gems)
GeminiはGoogle検索との連携が強いのが最大の強みです。STEP 4(上位記事分析)やSTEP 6(信頼できる情報源)で最新情報を引いてきやすい。
- Gemini Advancedプランが必要
- Knowledgeにファイルアップロードできるが、ファイル数の制限がやや厳しいので必要なものだけに絞る
- 日本語の自然さはClaudeにやや劣る印象。STEP 9(執筆)はClaudeかChatGPTに任せる選択肢もあり
AI生成記事のSEO影響(Google公式見解)
「AIで書いた記事はGoogleに評価されるのか?」は、実務でAIを使うときに必ずぶつかる疑問です。結論から言えば、AIで書いたこと自体はペナルティにはなりません。
Google公式の見解
Googleは2023年2月に「AI生成コンテンツに関するGoogle検索のガイダンス」を公式ブログで発表しています。
- AIで書いたかどうかは判断基準ではない
「コンテンツがどのように制作されたかではなく、その品質に重点を置く」と明言 - E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が評価軸
オリジナルかつ高品質なコンテンツが評価される - 価値のないコンテンツの大量生成はNG
「大量生成されたコンテンツの不正使用(Scaled Content Abuse)」として、検索結果操作目的で量産されたページはペナルティ対象
つまり「AIを使うこと」ではなく「読者に価値を提供しないこと」が問題です。AIが書いた下書きをそのまま公開するのではなく、人間が編集・一次情報を追加して価値を高めれば、SEOで評価される記事は十分に作れます。
失敗パターンと回避策
実務でよくある失敗パターンと回避策を整理します。
| 失敗パターン | 回避策 |
|---|---|
| AIの出力を一切編集せずに公開 | 必ず人間が読み直し、一次情報・体験談を追記する |
| ハルシネーション(嘘)をそのまま掲載 | STEP 10の品質チェックでファクトチェックを必ず実施 |
| 同じテンプレで大量量産 | 記事ごとに切り口を変える。価値のない量産コンテンツとしてGoogleに判定されないよう、独自の一次情報や視点を必ず加える |
| 競合と同じ構成・同じ事例 | STEP 4で「差別化機会」を明示的に出させる |
| 検索意図とのズレ | STEP 5で7段階の深掘りを必ず行う |
作った記事の管理・効果測定はinSiteで
AIで記事を量産できるようになると、次の課題は「大量の記事をどう管理するか」になります。記事数が50本を超えてくると、リライト優先度の判断や検索パフォーマンスの追跡を手動でやるのは現実的ではありません。
inSiteは、SEO担当者向けのサイト管理自動化ツールです。Search Consoleと連携して、各記事のパフォーマンス・インデックス状況・内部リンク構造をまとめて可視化できます。
- どの記事が成果を出しているか分からない → GSC連携で記事別の検索パフォーマンスを一覧化
- リライト優先度を判断できない → 順位・CTR・更新日から自動で候補を抽出
- 記事同士のカニバリ・重複が発生 → 内部リンク構造をマトリクス可視化
- 更新が止まった記事を見落とす → 90日/180日/365日の更新アラートで自動検出
AIライティングツールで「書く」効率を上げたら、次はinSiteで「管理する」効率も上げていきましょう。
関連記事 SEOリライトの正しいやり方|記事の選び方から効果測定まで完全解説 → 関連記事 SEO対策の効果が出る期間は4ヶ月〜1年|Google公式目安と動き方 →よくある質問(FAQ)
特に省略しないほうが良いのは、STEP 4(上位記事分析)・STEP 5(検索意図分析)・STEP 7(記事構成書)です。この3つを丁寧にやるかどうかで、記事の質が大きく変わります。
ターミナル操作に慣れていてファイル自動生成が欲しいならClaude Code、ブラウザだけで完結したいならClaude ProjectsかChatGPT Custom GPT、Geminiユーザーならそのまま Gemini Gems、というのが一般的なおすすめです。
本記事末尾の配布パッケージのSETUP_ASSISTANT.mdを使えば、AIが対話であなたに合った環境を提案してくれます。
Claude Pro / ChatGPT Plus / Gemini Advanced のいずれかの有料プランを推奨します。月3,000円前後で、記事を10本以上書くなら外注費と比べて十分に元が取れます。
AIは検索結果から論理的な構成と一般論をまとめるのは得意ですが、自社独自のデータ・体験談・業界内部の知見は出せません。Googleが評価するのはこの「独自性」の部分なので、AIで7割作り、人間で残り3割を埋める運用が理想です。
登録後、自動返信メールでZIPダウンロードリンクをお送りします。展開後、SETUP_ASSISTANT.mdの中身をAIにコピペすれば、対話形式でセットアップが進みます。
shared-knowledge/ 内のナレッジファイルは、自社のブランドガイドラインや文体ガイドに合わせて編集することを推奨します。
企業で運用する場合は、利用規約で商用利用が許可されているAIツールを選ぶことも重要です。
まとめ
- AIでSEO記事を作る一連のプロンプトを11ステップに分解して全公開
- STEP1〜7で構成作成、STEP8〜11で執筆〜品質チェックまで網羅
- Claude / ChatGPT / Gemini いずれの環境でも使える
- 完全自動版は5環境対応のパッケージとしてメール登録で無料配布
- 作った記事の管理・効果測定はinSiteで完結できる
AIでSEO記事を作るときに大事なのは、「正解の1本のプロンプト」を探すことではなく、記事制作の工程を分解して各段階でAIに集中させることです。本記事の11ステップを使えば、検索意図分析・上位記事分析・E-E-A-T素材収集まで漏れなく進められます。
ぜひ配布パッケージをダウンロードして、自分のAIツール環境にセットアップしてみてください。AIが対話でセットアップを案内してくれるので、エンジニア経験がなくても10〜15分で導入できます。


